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2001 R2-1 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 2001/4/8
Grand Prix of Japan R2-1全日本ロードレース選手権第1戦 ST600クラス 決勝結果表
国際レーシングコース WEATHER : Fine COURSE:Dry

Pos NO Rider Model Team Lap Total Delay Gap Best Time

1

88 武田 雄一 ホンダCBR600F チーム 桜井ホンダ 12 27'19.711 154.37km/h   R2'15.710
2 41 高橋 英倫 ヤマハYZF-R6 SP忠男レーシングチーム 12 27'21.618 1.907 1.907 R2'15.783
3 6 八木 孝弘 ヤマハYZF-R6 GMD SUZUKA 12 27'31.875 12.164 10.257 R2'15.776
4 3 新垣 敏之 スズキGSX-R600 ケンツJトラストレーシング 12 27'40.064 20.353 8.189 2'16.435
5 90 奥野 正雄 ヤマハYZF-R6 dope・526・VRIT 12 27'41.859 22.148 1.795 2'17.353
6 29 寺本 幸司 スズキGSX-R600KI VEGA SPORTS&KMII 12 27'41.945 22.234 0.086 2'17.052
7 30 長谷川 克憲 ホンダCBR600F レーシングチームハニービー 12 27'43.550 23.839 1.605 2'16.828
8 18 山本 琢磨 カワサキZX-6R MAX-SPEED 12 27'43.858 24.147 0.308 2'17.387
9 37 須貝 義行 ホンダCBR600F4i T.ヨシハル&Tスガイ 12 27'49.726 30.015 5.868 2'17.024
10 16 山本 良伸 ヤマハYZF-R6 KGK 12 27'49.924 30.213 0.198 2'17.559
11 25 小林 裕樹 スズキGSX-R600 ミクニレーシングデベロプメント 12 27'55.689 35.978 5.765 2'18.095
12 20 内川 正三 ヤマハYZF-R6 しゃぼん玉レーシングチーム 12 27'56.776 37.065 1.087 2'17.915
13 17 吉田 忠幸 スズキGSX-R600 モトステップRT&BP☆DL! 12 27'57.002 37.291 0.226 2'18.302
14 13 小坂 享一 ヤマハYZF-R6 advance&横井ENG 12 27'57.228 37.517 0.226 2'18.496
15 2 岡田 晃範 カワサキZX-6R TEAM GREEN 12 27'58.341 38.63 1.113 2'18.292
16 35 今野 由寛 ホンダCBR600F OSL-SC&桶川塾ERP 12 28'19.629 59.918 21.288 2'19.793
17 15 金  栄得 ヤマハYZF-R6 ドッグファイトレーシング 12 28'21.153 1'01.442 1.524 2'20.110
18 5 宇佐見 保弘 スズキGSX-R600 TEAM うさうさ 12 28'22.436 1'02.725 1.283 2'20.230
19 38 山下  繁 カワサキZX-6R A-TECH&Team38 12 28'22.637 1'02.926 0.201 2'20.130
20 27 山下  祐 ホンダCBR600F ハルクプロ&プラスワン+オグラ 12 28'23.231 1'03.520 0.594 2'20.170
21 24 高田 速人 ホンダCBR600F エムワンレーシング 12 28'24.297 1'04.586 1.066 2'20.214
22 22 木村 修平 ドゥカティ748R deLIGHT-OVER" 12 28'24.779 1'05.068 0.482 2'19.970
23 9 水澤  保 カワサキZX-6R グリーンクラブ&山科カワサキ 12 28'25.451 1'05.740 0.672 2'19.656
24 66 前田  淳 ホンダCBR600F ホンダFILL Racing 12 28'26.514 1'06.803 1.063 2'20.376
25 34 市  久英 スズキGSX-R600 モトステップBP&ストライカー 12 28'30.566 1'10.855 4.052 2'19.733
26 14 佐藤 泰彦 ヤマハYZF-R6 磐田レーシングファミリー 12 28'34.422 1'14.711 3.856 2'21.087
27 19 太田  渉 ヤマハYZF-R6 RC.ORANG ysp岡山南 12 28'34.448 1'14.737 0.026 2'20.236
28 80 橋本  晃 スズキGSX-R600KI チームサーフ&トライポイント★ 12 28'35.127 1'15.416 0.679 2'20.938
29 12 中村 貴克 カワサキZX-6R 姫路スーパースポーツレーシング 12 28'35.929 1'16.218 0.802 2'21.083
30 10 久積 基宏 カワサキZX-6R R DRAG TSUKIGI 12 28'41.239 1'21.528 5.31 2'21.429
31 11 真鍋 秀司 カワサキZX-6R Team竹島 K&T 12 28'48.167 1'28.456 6.928 2'22.651
32 61 堀田 英人 カワサキZX-6R BEET MOTUL OIL 12 28'48.251 1'28.540 0.084 2'22.098
33 79 北口 浩二 ヤマハYZF-R6 TEAMモトスポーツ 12 28'49.697 1'29.986 1.446 2'22.080
34 31 大段 貴雄 スズキGSX-R600 TEAM ADACHI 12 28'59.649 1'39.938 9.952 2'23.050
35 39 高橋  宏 スズキGSX-R600 昭和電機&K-FACTORY 10 28'15.728 2Laps 2Laps 2'24.753

36 32 兼田 智浩 スズキGSX-R600 TEAM ADACHI 11 26'24.057 1Lap   2'21.318

26 東村 伊佐三 カワサキZX-6R RS-ITOH&KAZE 7 16'37.336 5Laps 4Laps 2'20.237
1 浜口 俊之 ホンダCBR600F4i モリワキMOTULレーシング 7 20'13.716 5Laps 3'36.380 2'18.381
7 大西 敬紀 スズキGSX-R600 Team SURF 4 9'23.568 8Laps 3Laps 2'18.511
23 林  達也 ホンダCBR600F モトバムホンダレーシング 3 7'29.554 9Laps 1Lap 2'25.654
33 民辻  啓 スズキGSX-R600 フォルザ&レーシングサプライ 1 2'24.742 11Laps 2Laps  
21 木村 武史 ホンダCBR600F4i TEAM ヨシハル 1 2'30.700 11Laps 5.958  
8 小林 正人 ヤマハYZF-R6 伊藤RACING 0   12Laps 1Lap  
Rマークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは2'16.129"
FastestLap/No.88 武田雄一 チーム 桜井ホンダ 2'15.710 11/12 155.43km/h
規定周回数9      ペナルティNo.66 ブリーフィング欠席の為、厳重訓戒並びに罰金1万円を科した。

新しい世紀に相応しいカテゴリーが誕生!! R2-1全日本ロードレース選手権第1戦ST600クラス開催。
武田雄一が激しいトップ争いを制して21世紀の緒戦を飾る。

 各クラスとも激しいバトルが展開されたワールドグランプリの熱気が醒めやらぬ鈴鹿サーキット。熱心なR2-1全日本ロードレース選手権のファンがスタンドに多く残る中、西コースからコースインした各車がグランドスタンド前のそれぞれのグリッドに整列した。
 レースは、セカンドグリッドの八木孝弘が好スタートを切り、オープニングラップをトップで戻ってきた。その直後にポールシッターの高橋英倫、予選3番手の武田雄一と続き、4位につける山本琢磨に早くも若干のリードを付ける展開。この3台はレース序盤から後続より1秒前後速いペースで周回を重ねながら激しく順位を争う。3周目までは、予選で目標としながら入れられなかった2分15秒776のラップタイムをマークした八木がトップをキープするが、4周目のヘアピンで高橋、武田と相次いで八木をかわすと、この2台による激しいドッグファイトが展開された。
 レース中盤以降、やや遅れはじめた八木に対し、高橋と武田によりトップ争いが激しく展開されるようになる。何度かポジションを入れ替える激しいバトルの結果、ヘアピンで高橋をかわした武田がトップに立ったレース終盤、武田は2分15秒台のハイペースで高橋を徐々に引き離す。そして、11周目に2分15秒710のファステストラップをマークした武田が、記念すべき2001年全日本ロードレース選手権第1戦ST600クラスを制した。同時に、同クラスのレコードラップを記録するおまけを付けたことになる。
 ロードレース世界選手権の併催レースとして開催されたため、鈴鹿サーキット西コースからのスタートとなったST600の入賞マシンは、ペースカーに先導されてグランドスタンド前の表彰台にその姿を現した。優勝した武田の周りには、WGP250ccクラスで独走優勝を遂げた加藤大治郎や玉田誠らのライダーの他、本山哲・松田次生の4輪ドライバーたちもかけつけ、優勝を祝うという派手な表彰式となった。4位には新垣敏之、5位には寺本幸司、山本琢磨らと激しい順位争いを制した奥野正雄が入った。

R2-1ライダーのコメント

スタートで飛び出した高橋英倫(#41)、続いて八木孝弘(#6)、武田雄一(#88)が追いかけ、早くもこの3台でトップ集団が形成される。

レース序盤、八木(#6)、高橋(#41)の2台が激しく競り合った。武田(#88)は後方からその間隙を狙う

4周目、ヘアピンで一気にトップに立った高橋(#41)に続く(#88)武田。八木は3番手にダウンした。

5周目には武田(#88)が遂にトップを奪い、高橋(#41)と激しいデッドヒートを展開するが、7周目以降は武田がベストラップを更新しながら逃げ切った。

11周目にファステストラップをマークしてクラス初優勝を飾り、グランドスタンド前に戻る武田。

表彰台での武田雄一。本業は全日本スーパーバイクだが、ST600とのダブルエントリーの可能性もあるという。

2位の高橋英倫。ST600に参戦しながら、全日本GP250にも出場することになると言う。

前半のハイペースバトルでタイヤを消耗し、後半は先行する2台にやや離されてしまった3位の八木孝弘。鈴鹿を得意とするライダーだ。

応援に駆けつけた仲間たちに胴上げされる武田雄一。

優勝した武田雄一を囲んで。写真左から松田次生、加賀山就臣、玉田誠、辻本聡、加藤大治郎、一番右に本山哲のドライバー、ライダーの面々。

レース序盤に単独4位のポジションからトップ集団を追うベテラン新垣敏之(#3)。最後までそのポジションを守って4位入賞。

トップ争いに次いで激しかったのが、奥野正雄(#90)、寺本幸司(#29)、山本琢磨(#18)の3台による5位争い。特に奥野と寺本は激しく順位を入れ替えながらバトルを展開するが、最終的には奥野が僅差で逃げ切った。

優勝〜3位入賞者コメント

優勝 武田雄一(チーム 桜井ホンダ)
勝って当然みたいに言われてて、予選では3番手だったので本音は焦ってました。勝てて本当に良かったです。最初は周りのペースが掴めなかったので、後ろについて様子を見る感じでいて、高橋英倫選手がヘアピンでミスしたので、その間に前に出ました。その後は、自分のペースで走った結果、勝つことができました。

2位 高橋英倫(SP忠男レーシングチーム)
ST600にフル参戦予定です。重ならないときはGP250に参戦します。このクラスでチャンピオンを取りたいので、出るからには勝ちたかったですけど、レースではヘアピンでミスしたところを抜かれて非常に悔しいです。

3位 八木孝弘(GMD SUZUKA)
最初からの作戦で、レース序盤から飛ばしてぶっちぎりのレースを考えていたんですが、ダメでした。そのためにレース後半はタイヤがタレてペースが一気に落ちてしまいました。ST600は全戦参加しますので、応援よろしくお願いします。

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