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高橋裕紀(ホンダ)がポールtoウインで初戦を飾る!!

 スタートで飛び出したのは予選1位 の高橋裕紀(ホンダ)。しかし、1コーナーの立ち 上がりで仲城英幸(ホンダ)がトップを奪い、オープニングラップは仲城、高橋、内 田剛(ホンダ)の順で終える。序盤は、仲城と内田がトップを入れ替えながら周回を 重ね、6周目には高橋がトップに立つ。その後、高橋、内田、菊池の3台がトップグルー プとなり、何度か内田が前に出るが高橋がトップを奪い返す。終盤に入る頃から上 位3台の間隔はやや開きはじめ、井手敏男(ヤマハ)が菊池をパスし3位 に浮上。高橋 は後続との差を広げながらトップを独走し、トップでチェッカーを受けた。内田は初めての2位表彰台、3位は井手となった。


●ライダーのコメント

優勝 高橋裕紀:
 できればスタートから逃げたかった。スタートはまあまあで、オープニングラップで トップに立ったが仲城選手が逃がしてくれなかった。混戦になると思っていたが、み んなタイムが上がらなかったので平均したタイムで走り、いけるかなと思った時前に 出た。圧倒的な勝ち方に憧れているので、それに近いかたちで優勝できてうれしい。 この調子で波にのっていきたい。

2位  内田剛:
 これまでおもに関東でレースに出ており、去年、一昨年の全日本にはスポット参戦し た。今年から全日本にフル参戦することになった。開幕に向け頑張ってきて、初表彰 台という結果を出せてうれしい。これからは慣れないサーキットでのレースになるが 頑張りたい。

3位  井手敏男:
 今年はバイクが仕上がっていたが、予選で決勝用のエンジンを壊してしまった。監督 やメカニックが徹夜で作ったエンジンでの決勝レースだったので、今日の結果は上出来かなと思う。


スターティンググリッドで行われた選手紹介では
出場ライダー全員がメインスタンド前に勢揃いした
1周目の最終コーナーで高橋裕紀(#8)の
インをつきトップを奪うTeam Jhaの仲城英幸(#6)。
しかし、この後目まぐるしく順位が入れ替わる
今季からフル参戦することになったという内田剛(#17)が
優勝争いに絡み一時はトップに立った
圧倒的な速さで勝つのが夢だったという高橋。
15周目にトップに立つと、じわじわと後続を離し
最終的には約4秒の差をつけポールtoウインを決めた
16才の青山周平(#51)はGP250クラスに参戦している青山博一の弟。
初戦は5位でフィニッシュ。これからの活躍が楽しみなルーキーだ
井出敏男が激しい争いを制して3位となった
レース中盤、激しい3位争いを繰り広げていた
菊池寛幸(#3)と井出敏男(#15)
GP125クラスの表彰台は新鮮な顔ぶれとなった。
優勝は高橋裕紀(中央)、2位は内田剛(左)、3位は井出敏男(右)
 
決勝日は緊張のあまり早朝から目が覚めて眠れなくなって
しまったという高橋。応援に駆けつけた大勢の友達や親戚に
最高のプレゼントができた
 
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