優勝/#2 小室旭
『これまで開幕戦で勝っても、そのあと勝てないシーズンが続いていたので“2010年は変わろうよ”とメカニックと話していました。コンディションは難しかったけれど、今までの経験を生かし落ち着いてレースができたと思う。自分のマシンだけが速い部分は特になかったけれど、抜かれるところと追いつくところを7周くらいまで見て、頭の中で(戦略を)組み立てました。思い通りの場所で前に出ることができ、結果的にうまくいきましたね。ボクと谷川選手のマシンは同じくらい走っていた。トップグループの中では川野さんのマシンが苦しそうでしたね。よく頑張ったと思います。これで気を抜かず次回のSUGOも同じ結果になるように、テストを十分にこなしたいですね』
2位/#45 川野泰成
『全日本選手権にフルエントリーするのは初めてなので、小室選手や谷川選手など、トップランカーの方々の胸をかりるつもりで挑みました。ウエットコンディションではこのバイクで走ったことがなかったし、今回は誰もが同じだと思いますが、探りながら走っていました。他力本願ですが、なんとか棚ぼたの2位になることができました。チームの方や、スポンサー様を始め、支えてくれている方々の力で走れているので、自分はひとつでも上の順位を狙って、チャンピオンを目指していきたいと思います。これからGP-MONOがもっと盛り上がって、多くの観客の方々にレースを見てもらいたいですね』
3位/#6 谷川壮洋
『うォーミングアップランから感触がよく、かなりペースを上げることができたので、2周ほど走った時点で“レースをコントロールできるかな?”と思っていました。でも後ろがどれだけついてこられるか様子を見ていたら、はらみすぎてしまい結局3台のバトルになってしまった。最終ラップでは2番手につけて(小室くんを)抜こうと考えて狙いすぎてしまった。第2ヘアピンで小室くんが突っ込みすぎて少しオーバーランしかけ、インが空いたので欲張ったら転倒…。やりすぎちゃったかな…。オートポリスでは雨で乗ったことがなかったので他のサーキットのセッティングを持ってきた。マシンは暴れていたけどコントロールできる範囲で問題はなかった。すでに小室くんに2回勝たれているので、これ以上勝たせるわけにいかない。次こそは勝ちます』 |