梁明(スズキ)、接戦の開幕戦を制す!!
ポールポジションからスタートの芹沢太麻樹(カワサキ)がホールショットを奪う。
しかし、芹沢は1コーナーでのオーバーランにより順位を下げ、トップは渡辺篤(ス ズキ)となる。レース序盤は、渡辺、梁
明(スズキ)、辻村猛(ヤマハ)、芹沢、加賀山就臣(スズキ)、吉川和多留(ヤマハ)、玉 田誠(ホンダ)の順で周回を重ね、
中盤にさしかかる頃、トップの渡辺が転倒。続いて3位 走行中の辻村も転倒する。こ れによりトップは梁にかわり、芹沢、加賀山、吉川、玉
田、井筒仁康(カワサキ)が 続く。梁は後続を引き離しにかかるが、なかなかその差は広がらない。14周目、玉 田 が加賀山を抜き3位に浮上。22周目には、6位走行中の井筒が最終コーナーで転倒。終盤に入ってもトップ3の差は1秒以内でレースは展開する。27周目、2位
の芹沢が転倒。 トップの梁はそのまま逃げ切り、開幕戦を優勝で飾った。2位 は玉田、3位には吉川が 入った。S-NKクラスは、総合6位でフィニッシュした北川圭一(スズキ)が1位
となっ た。
●ライダーのコメント
優勝 梁
明:
スタート後、渡辺選手がよい勢いで前半のレースをリードしていた。それ以上のペー スでの走行もできたが、様子を見ていた。渡辺選手の転倒後もう一度レースを組み立て、ややペースを上げると少し差はついたが、それ以上のペースアップはできなかった。後続が抜いてくる様子がなかったので、そのペースをキープした。ラスト10周くらいになっても後続との差が広がらなかったので、頑張り続けたという感じのレースになった。開幕戦で優勝できてうれしい。
2位
玉田誠:
路面温度の変化がありがタイヤの選択が難しかったが、決勝は予選の仕様に戻した。 レースでは7秒台でコンスタントに周回できると思っていたがだめだった。転倒しなかったので2位
をとれた。今後のレースについては何も考えていない。やりたいように走る。
3位
吉川和多留:
金曜日の午後から感触がよく、予選でもロングランをすることができた。決勝はスター トの出遅れがひびいた。スタートで前に出られなかったことがすべて。勝たなければならない、また勝てるチャンスのあったレースだった
。
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