優勝/亀谷長純
今まで2年間苦労してやってきたことが、やっと形になりましたね。ミシュランさんやチームのみんなが頑張ってくれたおかげです。勝ててすごくうれしいです。去年の最終戦は、いい感触がありながら2コーナーで転んでしまいくやしかったし、そのリベンジもあったし、いろんな思いがあって今回は勝ちたい思いが強かった。中須賀くんが速くて、なかなか追いつかず厳しいと思っていたが、諦めずに走った。事前テストからロングランを繰り返してきて、アベレージを上げる車体造りをしてきたし、鈴鹿300kmレース、鈴鹿8耐に向けて、いいデータが取れた。レースがスタートして2、3周で中須賀が逃げていたから、早めに前に行こうと頑張った。中須賀のすぐに分かったし、一人になってもレースというよりも、2分9秒台でコンスタントに走ることを考えて走っていた。去年の最終戦からタイヤもよくなってきて、開幕戦でもポールポジションを取れた。残りのレースでも表彰台に上れるように頑張りたい。
2位/安田毅史
みんなに、ついていくことだけ考えていた。2位になれたのは、ブリヂストンさんや、チーム、スポンサーさんのおかげです。表彰台に立ててすごくうれしいです。鈴鹿は8耐で走っていたので、上位に食い込めるチャンスだと思っていた。これから走ったことのないコースが出てくるので、きついレースもあると思うけれど、早くJSB1000を自分のものにしていきたい。最終ラップは、(渡辺)篤さんがインを締めて、そのイン側に(森脇)尚護がいたので、アウトしかないと思っていった。厳しいと思ったけれど、結果的にアウト側にラインを取ったのはラッキーだった。
3位/渡辺 篤
レース序盤は中須賀くんが逃げるのは分かっていた。3周目ぐらいからペースを上げようと思っていたけれど、思うように(ペースを)上げられず追うことはできなかった。(中須賀のリタイアは)知らなかったので、3位争いだと思っていたから、集団のトップでゴールしたかった。最終ラップのシケインへのブレーキングでは、後ろからだれかに接触されてしまい、安田くんに前にいかれてしまった。一つ間違えれば、危険な状況だったし、ひかなければ多重クラッシュになっていたと思う。4位かと思ってピットに戻ったら、3位だったので最低条件はクリアできたかな。
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