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R2-1 第2戦 スポーツランドSUGO決勝

1999.05.02(日)


【特別編集】速報版!!
1999.05.03(日) 更新/画像追加

GP125 決勝速報

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インタビュー/GP125決勝で表彰台に上った3人。優勝した菅谷慎一(写真中央)、2位の青山博一(写真右)、3位の中村実(写真左)

青山博一/全日本ロードレース選手権初参戦にもかかわらず、予選5番手からスタートし、トップ争いを展開しながらの決勝2位を獲得した17歳の青山博一。

表彰台

 GP125の決勝レースは、ポールからスタートの稲毛田潤、菊池寛幸、菅谷慎一、仲城英幸、青山博一の5台がレース序盤にトップグループを形成。この中から4周目に早くも本命の仲城英幸がハイポイントコーナーで転倒し姿を消す。レースが中盤に差しかかる頃、トップグループは、この4台に後方から追い上げてきた上江洲克次、藤岡祐三を加えた6台に膨れ上がる。しかし、この直後の11周目、トップを走る稲毛田が転倒したあおりを受けて菊池も転倒、上江洲は大きく順位を落とす大波乱が発生。
 この間にトップグループに食い込んだのが、地元の中村実。菅谷、藤岡、青山に加え、4台のトップ争いは周回毎に順位を入れ替えながら、レース終盤へと突入。
 最終ラップを前にした17周目、今度は藤岡がシケイン立ち上がりでハイサイド転倒。3台となったトップ争いは、菅谷を先頭にフィニッシュ目指して周回を続ける。結局、最後は菅谷が真っ先にチェッカーを受け、全日本選手権参戦8年目にして初優勝を飾った。2位にはこちらも全日本選手権初参戦にして初表彰台の弱冠17歳の青山、3位には中村が入賞した。

「予選から好調で、マシンも走っていました。トップ集団の中で、誰かが抜けたら付いていく、くらいに考えて冷静に見る作戦でした。1回勝ったので、この調子を維持し続けたいと思います」と菅谷は表彰後のインタビューで語っている。


GP250 決勝速報

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加藤/久々のポールポジションからスタートする加藤大治郎。その胸中は?

松戸/大治郎とともに、ファクトリーのエースを務める松戸直樹は、わずかの差で2番グリッド。

表彰台

 GP250クラスの決勝レースは、ポールポジションスタートの加藤大治郎がリードする形で始まった。しかし、じわじわと後方から迫る松戸直樹が、4周目のSPインコーナーで加藤をパス。トップに立つと、加藤を引き離しにかかる。レース中盤までは、1分31秒台で周回する松戸と加藤の差はそれほど広がらなかったが、中盤以降、松戸がスパートし一気に加藤の突き放しに入った。その差はじりじりと広がり、最終的には松戸が加藤に3秒以上の差を付けて、開幕2連勝を飾った。
 大きく離れた3位争いは、山口辰也、宮崎敦で展開されていたが、前半から中盤にかけての激しいバトルの末、宮崎が山口をパス。3位に上がると予選からの好調さを発揮する宮崎が山口との差を広げていく。しかし、15周目に入るストレートで突然宮崎がスローダウン。走行を続けるが、結局ピットインせざるを得なくなった。これで楽になった山口は、その後の周回を無難に走り切り、3位表彰台を獲得している。


SUPERBIKE/SN-K 決勝速報

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インタビュー/2位の北川圭一(写真奥)、優勝した梁明(写真中央)、3位の伊藤真一(写真手前)

吉川和多留/R7も徐々に仕上がってきた吉川和多留は7番手スタート。

武石伸也/レース直前、緊張の中に集中する

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表彰台


 SBクラスの決勝レースは、予選で好調なカワサキとスズキの争いに注目が集まった。まず先行したのは、井筒仁康、ポールポジションの武石伸也、そして北川圭一、梁明と予選上位陣。
 しかし、レースが進むにつれて武石、井筒のペースが遅れ、梁、北川が1・2でトップ2、次いで井筒、伊藤真一、吉川和多留、武石のオーダーでレースが進行。
 レース終盤の22周目には、梁が北川に2秒以上、北川は後続の井筒に5秒以上の差をつけており、スズキの1・2フィニッシュが濃厚になってきた。3位争いは、井筒、伊藤、芹沢、吉川の4台、武石はその後をやや遅れて走行。
 梁と北川はそのままフィニッシュし、最終周回を目前にした24周目、伊藤が遂に井筒をパス。逃げ切って3位を獲得した。


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