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前回の3位入賞者八木孝弘。ポールポジションを獲得

 今年から全日本のスケジュールに組み込まれたST600クラス。4サイクルの4気筒は401〜600cc、2気筒は601〜750ccの一般市販車をベースに、ST(ストック)というネーミングからも分かるように、マフラー交換程度の小改造で走るクラスだ。開催サーキットも鈴鹿3戦、TI1戦、もてぎ1戦と、全部で5レースが今年は開催される。顔ぶれもSPクラスから上がってきたプロダクションレースのスペシャリスト、GPクラスを戦っていた全日本ライダー、さらには武田雄一のようにスーパーバイククラスとWエントリーしたりと、実にバラエティに富んでいる。しかし第1戦のレースでは鈴鹿サーキットで、2分15秒710というタイムを武田がマーク。ワールドスーパーバイクで併催されている、ST600クラスより改造範囲の広いSS600クラスのタイムが、同じサーキットで開催されるWGPのGP125クラス並みのタイムというのがおおよそ、この600クラスのトップレベルと言われるが、全日本ST600クラスのタイムを見ると、改造範囲が狭いながらも、GP125クラスのタイムを上回っており、この点を見ても、非常に高いレベルでのトップ争いとなっていることは明らか。今日の予選は朝いちばんの午前8時からわずか20分間。その中で、2分15秒810という好タイムを、第1戦3位入賞者の八木孝弘がマーク。ポールポジションを獲得した。第1戦ウイナー武田は16秒5で5位。レースは前回同様、最終ラップまで抜きつ抜かれつのバトルになるはずだ。

(アルバーロ石野)

   
   
   
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