・決勝レース  ・ラップチャート  ・ウォームアップ  ・スターティング グリッド  ・予選総合結果  ・予選午後  ・予選午前
  ・決勝レポート  ・予選レポート  ・ランキング
    SB/S-NK  ・GP250  ・GP125

2001 R2-1 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
CP MINE SUPER BIKE RACE
■開催日/予選:7月7日(土)、決勝:7月8日(日) ■天候/予選:曇り、決勝:晴れ
■開催場所/セントラルパークMINEサーキット(3,330.84m)■観客数/予選・決勝:16,800人

大崎誠之(ヤマハ)が独走で今季3勝目

 スタート直後の1コーナーにトップで進入したのは、小山知良(ヤマハ)。しかし、2コーナーで関口太郎(ヤマハ)が1位に上がり、オープニングラップは、関口、亀谷長純(ヤマハ)、小山、大崎誠之(ヤマハ)、酒井大作(ホンダ)の順で終える。しかし、2周目に関口がスローダウンし、戦線離脱。変わってトップに立ったのは、亀谷。しかし、翌周に大崎が亀谷をかわし、大崎、亀谷、酒井、小山の順となる。トップのに立って大崎は、そのまま後続との差を広げはじめる。チェッカーまでそのままのポジションで周回を重ね、大崎が前戦に続く優勝。今季3勝でポイントランキングでのリードを広げた。2位には亀谷、3位は酒井で、ホンダ勢が今季初めての表彰台を獲得した。


●ライダーのコメント

優勝 大崎誠之(ヤマハTZ250/SP忠男レーシングチーム):
 予選でセッティングが決まっていたので、自信を持って決勝に臨んだ。しかし、関口選手は乗れていたし、亀谷選手もいたので、つらいだろうと予想していた。関口選手が脱落したので、いくしかないと思った。自分のペースで走れば引き離せると思い、初めの5周はベストの走りができた。中盤はタイヤが滑りはじめたので、少し余裕を持って走った。終盤で差が詰まってきた時は、気合いを入れ直した。最後はタイヤがきつくなったが、後ろもついて来なかったのでみんなもつらいのだと思い、後は転ばないように走った。去年は勝てずにもがいていた。しかし、筑波で初勝利をあげ、もてぎで優勝できたことで、自分の走りをしていれば大丈夫という自信が持てた。今回は地元でのレースで、応援団の声援が嬉しかった。

2位  亀谷長純(ヤマハTZ250/HITMAN RC甲子園):
 鈴鹿での日本グランプリでの怪我や、これまでの3戦は自分のミスやトラブルで、つらい状況が続いた。勝てるチャンスがあるのに、勝てないことが悔しい。レース展開も後ろからついていくだけという感じなので、もっと上位でレースができるようにしたい。これからのインターバルでテストを行い、後半戦は頑張る。

3位  酒井大作(ホンダRS250R/ENDURANCE):
 金曜日の走行で転倒し、左肩を脱臼してしまったが、それなりの走りをすればいいと思った。日曜日の朝起きた時は、痛みが和らいでいた。亀谷選手について行っている時は気にならなかったが、遅れ始めたころから痛みが気になりはじめた。なんとか持ったが、最後は苦しかった。今シーズン、RS勢では初めて表彰台に乗ったが、優勝を狙っていかなければいけない。しかし、前半戦の表彰台をTZ勢に独占されたくなかったので、少しほっとしている。

   
       
 

抜きどころの少ないMINEではスタートがポイントとなる

好スタートで1周目にトップに立ったのは関口太郎(#4)だった

 

2周目には小山知良(#71)が大崎誠之(#8)を交わし2位に上がる

 

大崎がトップに躍り出ると亀谷長純(#6)と酒井大作(#7)が2位を争う

TZ勢の勢いを阻止したいRSの酒井が3位表彰台を奪取

 

5位を走行していた宮崎敦は15周目に痛恨のリタイア

 

予選16位と不本意なグリッドからスタートした青山博一(#2)は6位でフィニッシュ

今季3度目の優勝で前半戦のポイントリーダーとなった大崎

 

優勝した大崎(中)、2位は亀谷(左)、3位は酒井が表彰台をゲットした

このページのトップへ戻る