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2001 R2-1 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
CP MINE SUPER BIKE RACE
■開催日/予選:7月7日(土)、決勝:7月8日(日) ■天候/予選:曇り、決勝:晴れ
■開催場所/セントラルパークMINEサーキット(3,330.84m)■観客数/予選・決勝:16,800人

前戦に続き梁明(スズキ)が優勝。今季3勝目をあげる

 ホールショットを奪ったのは、3番手からスタートの芹沢太麻樹(カワサキ)。オープニングラップは、芹沢、梁明(スズキ)、玉田誠(ホンダ)、武田雄一(ホンダ)の順で戻ってきた。翌周、武田が3位に上がるが、5周目に再び玉田が武田を抜きポジションを戻す。2位走行の梁は、トップ芹沢との差をつめはじめ、10周目に芹沢をパス。トップに浮上した梁は、序々に後続との差を広げる。一方、3位の玉田も芹沢に迫り、18周目に2位にポジションを上げる。レース終盤は、梁、玉田、芹沢、井筒仁康(カワサキ)の順で周回。完璧なレースを展開した梁が、トップでチェッカーを受けた。終盤、繰り広げられた渡辺篤(スズキ)と加賀山就臣(スズキ)の5位争いは、ラストラップで再び加賀山が5位に上がりフィニッシュ。ポイントランキングは、シリーズ前半戦を終えた時点で梁が88ポイントを獲得しトップとなっている。S-NKクラスは、総合9位の出口修(ヨシムラ)が2連勝。


●ライダーのコメント

優勝 梁明(スズキGSX-R750/チーム スズキ):
 前戦のもてぎからマシンセッティングの大きな変更はなく、サスペンションのアジャストだけで晴れでも雨でもいける感じだった。しかし、この暑さだったので、タイヤの選択、作戦はスタート直前まで考えた。決勝は、後半で勝負しようと考えていた。しかし、芹沢選手のペースがあまり上がらず、後ろからは玉田選手が追ってきていたので、少しでも自分に余裕があるうちにスパートし、トップに上がった。チャンピオンシップの獲得についてはもちろん意識している。しかし、まだ4戦が終わっただけなので、まだ見えてきてはいない。前戦のもてぎでの勝利で全サーキットでの優勝を果たした。スズキに入ってからはまだMINEで勝っていなかったが、今回の優勝でスズキでも全サーキットでの勝利を獲得することができた。

2位  玉田誠(ホンダVTR1000SPW/チーム キャビン ホンダ):
 悔しい。どのような内容であっても、負けたことは悔しい。力不足もあり、うまくセットアップを進めることができず、フロントまわりをうまく決められないままいった。前半戦を終了した今の時点でいいとは言えないが、まだ後半は5戦もあるので巻き返そうと思う。

3位  芹沢太麻樹(カワサキZX-7RR/カワサキレーシングチーム):
 シーズン前にカワサキはここでテストがなかった。しかし、昨年と違うサスペンションを使用し、データがなかったことを考えると、セットアップは進んだ。このコースで前をいかれると厳しいので、決勝はスタートで集中し前に出て、逃げ切るしかないと思っていた。そうできれば、優勝の可能性もあると思い頑張った。しかし、前に出られた後は差をつけられてしまった。

   
       
 

GP125の赤旗中断の影響を受け、45分遅れでスタートが切られた

ホールショットを奪ったのは芹沢太麻樹(#6)。後を追うのは梁明(#2)

 

武田雄一(#11)は2周目に玉田誠(#100)を交わし3位に浮上

 

セットアップが決まらなかったという玉田は苦戦を強いられることになった

4位走行中の武田をとらえていた山口辰也だが12周目に転倒、リタイアとなった

 

井筒仁康(#1)はスタートで順位を落とすも確実に追い上げ4位でチェッカーを受けた

 

梁(#2)は11周目に芹沢を交わすと、じわじわと引き離していった

12番グリッドからスタートした出口修は一時はワークスに絡む9位まで浮上した

 

レース序盤から激しい6位争いを繰り広げていた渡辺篤(#14)と加賀山就臣(#7)

 

ヤマハにとっては苦しいレースだったが吉川和多留は確実にポイントを重ねランキング3位で前半戦を終えた

今季3勝目を上げた梁(中)、2位の玉田(左)、3位の芹沢

 

S-NKクラスで優勝した出口(中)、2位の北川圭一(左)、3位の時永真

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