・決勝レース  ・ラップチャート  ・ウォームアップ  ・スターティング グリッド  ・予選総合結果  ・予選午後  ・予選午前
  ・決勝レポート  ・予選レポート  ・ランキング(SB)  ・ランキング(S-NK)
    ・SB/S-NK  ・GP250  ・GP125

絶好調!! 玉田誠、3回目のP.P.獲得!!

 約2ケ月のインターバルをはさんで、全日本ロードレースはこのSUGO後半戦となる。このコースのレコードタイムは、昨年8月の梁明がマークした1分28秒655だが、金曜日の雨の影響でコース上に砂が浮き、路面コンディションはよくない。各ライダーとも、全体的に1秒程遅いタイムで予選1回目を終えた。玉田誠がただ一人1分29秒台をマークして暫定ポール。以下30秒台に7台がひしめく激戦となった。この中で、S-NKの北川圭一は1分30秒693のS-NKのコースレコードをマークし、スーパーバイクのファクトリーに引けを取らないタイムをマークした。

 2回目の予選が開始されてから15分経過まで、1分30秒台前半から1秒以内に8台がひしめく争い。20分が経過するころ井筒仁康が29秒台に突入し、その均衡を破った。ラスト3分、井筒仁康が1分29秒616を叩き出した直後、玉田誠が1分29秒567をマークし逆転。残り2分を切ると、芹沢太麻樹は1分29秒689で3番手に浮上。それまで様子を見ていた梁は最終ラップへ向けてタイヤ交換、コースインした。しかし無常にもチェッカーが振られ、梁の最後のタイムアタックは実現しなかった。梁は14周目にマークした1分29秒896で予選6番手。このまま予選終了かと思われた矢先、トップの玉田が1分29秒342でコントロールラインを通過して自らのタイムを更新。ポールポジションは決定された。ヤマハの吉川和多留は9周目の3コーナー立ち上がりで転倒。
 S-NKクラスは、ヨシムラの出口修が8耐のケガで出走を取りやめ、また、ランキング3位の時永真も金曜日の転倒で負傷し、さらにガチンコ!レーシングから8耐に出場していた浜口喜博も同じく金曜日の転倒で左手を痛め、予選1回目途中で走行を止めた。このためS-NKクラスは3台の出走となった。
※SB・S-NK混走時の規定により、S-NKクラスの1位には12.5ポイント、2位には10ポイントが与えられる(完走者のうち2名のみ)

(青木 淳)
   
2回目のセッションで更新するが惜しくも2番手
梁明はセッション最後のアタックが果たせず5番手
北川圭一はワークス勢に匹敵するタイムで9位
吉川和多留は2回目のセッションで転倒した
両セッションでトップタイムの玉田誠がP.P.
2回目のセッションでタイムを上げた芹沢太麻樹
山口辰也はフロントロー4番手スタート
武田雄一は6番手
加賀山就臣は7番手からのスタートとなった
爽やかな秋空で予選セッションが行なわれた
このページのトップへ戻る