| INDEX | Rd1 MOTEGI | Rd2 SUZUKA | Rd3 TSUKUBA | Rd4 AUTO POLIS | Rd5 SUGO | Rd6 OKAYAMA | Rd7 SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in SUZUKA


GP250

文部科学大臣杯 2007年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第39回MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in 鈴鹿
主催:鈴鹿サーキット(5.821Km)
予選レポート
DATE:2007-10/20

勝ってチャンピオンを決めたい宇井陽一、意地を見せたい高橋巧

  公式予選は宇井陽一と高橋巧の二人がコースレコードを更新するハイレベルな戦いとなった。二人ともセッションが進むにつれタイムを削っていき、2分11秒台に突入。高橋が昨年、横江竜司が記録した2分11秒894を破る2分11秒691をマークしポールポジションを獲得した。「コースレコードを狙っていたので(レコードタイムを)出せたのはよかったけれど、最後にミスしてしまいタイムを更新できなかったのが残念だった。テストからセットが進んでいるので決勝もいいペースで走りたい」と高橋。

 一方、宇井もテストから順調にセットアップを煮詰めてきており、予選中は決勝に向けたタイヤの確認を行っていたという。「路面の状態もよくグリップしたし、ベストタイムを出したのはレースタイヤだった。前回はタイヤチョイスを外してしまったけれど今回は大丈夫。勝ってチャンピオンを決めたいね」と自信をのぞかせる。
 高橋と宇井が予選3番手の濱本裕基を3秒以上も引き離しており、決勝も高橋と宇井の一騎打ちとなることが予想される。ポイントランキングでは、宇井が高橋に14.5ポイント差をつけており、高橋が勝っても宇井は10位以内に入ればチャンピオン獲得となる。勝ってチャンピオンを決めたい宇井か? 意地を見せたい高橋が2連勝を飾るか? 二人の戦いが、今シーズンを締めくくることは間違いない。
 また、GP125クラスとダブルエントリーしている富沢祥也は、セッション開始早々にマシントラブルが発生したため予選を走ることができず、嘆願書を提出し、最後尾からスタートする。

[佐藤 寿宏]

伊藤真一  

高橋巧
『事前テストからセッティングが出せたので、テストの状態から変えていない。2分11秒前半くらいで走れていたので、予選では最初からコースレコード更新するつもりで走っていました。最後のアタックでミスしちゃったのが残念。あれがなければ2分11秒前半は出せたと思う。予選用タイヤでのタイムだったので、決勝でこれ以上のタイムは出ないと思うけど、11秒台には入れたい。最終戦でポールポジションを取ることができて良かったです』

     
伊藤真一  

高橋巧

     
伊藤真一   宇井陽一
     
     
     
Photo:H.Wakita/Y.Harada(c)
| Top |



(C)MFJ. All rights reserved.