優勝/#1 小西良輝 急募.COM HARC-PRO.
『第2戦の結果が晴れて今回に臨むことができた。オートポリスは年に一回しか走らないし、過去に転倒したり、ケガしたりしているので相性が悪いと思っていた。ただ開幕から2連勝していたし、グランドスラムを達成したい思いもあったので、もちろん勝ちをねらっていた。スタートで前に出たけれど思うようにペースを上げられなかった。宮崎さんや寺本くんが来たり、タイヤはきつかったけれど最後に勝負できる自信はあったし、最後まで集中力を切らさないように走っていた。最終ラップの第1ヘアピンは、自分も目一杯ブレーキを遅らせていたところに、寺本くんがインに入ってきた。
寺本のフロントタイヤが、ボクのシートカウルに接触。(カウルが)割れるぐらいの衝撃だったけれど、フェアなバトルだったと思う。いい形で前半戦を締めくくれたので、後半戦もこの調子でいきたい』
2位/#4 野田弘樹 テルル・ハニービーレーシング
『金曜日は比較的安定してタイムを刻めていたのでレースがドライになったらいける流れはあった。しかしウエットになった予選でうまくいかず久しぶりに5列目まで下がってしまった。だからリスクはあったもレース序盤に一気にいくしかないと思っていた。金曜日に新品タイヤで1周だけ走って、路面温度が低い状態でのスタートダッシュをシミュレートしていた。そのおかげで、スタートから前にいくことができた。レース中盤以降はスライドも多くなってきて厳しかった。宮崎さんはスロットルワークがすごくうまい。特に第1ヘアピンの立ち上がりで離されいたけれど、最後に狙ったところで入れた。予選順位から思えば2位で満足と言えるけれど、毎日早くゼッケン1を止めることばかり考えているので悔しいですね。ただ、今回は後ろで、コニーと宮崎さんの巧みな技を学ばせてもらった。早く優勝が獲れるように修行します』
3位/#72 宮崎敦 TEAM DAYTONA GIVI
『緒戦はチーム体制が整わず出られなかったし、筑波も、とりあえずエントリーだけしておいた。マネージャーと二人でレースに出る決心をして、2週間でマシンの手配やファイヤーガレージの協力を得てレースに出ることができた。今回も出る予定ではなかったけれどエントリーだけしていた。筑波でレースをして“やっぱりサーキットの雰囲気はいい”と思ったし、ずっと応援してくれている山口県の銀色バイクというショップが今回は協力してくれた。勝てなかったのは残念だったけれど、彼ら二人と一緒に走れるほどのレベルにチームもライダーもまだいない。筑波がスタートして、今回はいい勉強になったし表彰台に上がれて、いい報告ができてよかった。スタートしたばかりで3カ月のインターバルに入ってしまうので、自分もチームも洗い直して後半戦に臨みたい』 |