優勝/#64 秋吉 耕佑 ヨシムラスズキwithJOMO
『状況は決して楽ではなかったですね。でも今回は主導権を握れると思っていたので序盤はペースを上げずに様子を見ながらいった。セッティングは金曜日の状態に戻しただけで朝のウォームアップではいい感触ではなかったけれど、決勝では周りが50秒台真ん中で来ても大丈夫だと思っていた。ボクも同じぐらいのペースで走れたし、うまく(レースを)コントロールできた。GSX-R1000というマシンのポテンシャルを出せたし、悩んでいたときに方向修正してくれたチームスタッフのおかげですね。すごく感謝しています』
2位/#21 中須賀 克行 YSP&PRESTOレーシング
『事前テストから秋吉さんの1、2周目のペースが速かったのですが、今回は、それができないのでは? と予想していた。自分の方はタイヤテストもできていたけれど、決勝のペースは想定していたものよりも速かった。序盤は秋吉さんのスリップストリームを使いながらタイヤを温存していたけれど、ペースが上がってきて余裕がなくなってきていた。レース終盤は後ろにいるにもかかわらず、完全にタイヤを使い切ってしまった。今回は秋吉さんに完全にペースを握られていました。完敗ですね。ただ最後まであきらめずに走れたのはよしとして、いいデータを残せたと思う。前半戦を終えてランキングトップで折り返せるし、後半戦も秋吉さんと絡めるようにレベルアップしていきたい』
3位/#39 酒井大作 ヨシムラスズキwithJOMO
『グリッドが3列目とよくなかったのでスタートを決めて、秋吉さんと中須賀くんについていこうと思っていた。実際、(スタートは)うまくいったけれど、1周目の第2ヘアピンの立ち上がりでハイサイドを食らい手首をひねってしまった。少し順位を落としたものの、すぐに挽回してトップ2の後ろまでいった。その時点で(2番手と)差が開いていたけれど、時間をかけて詰めていこうと思っていたら柳川さんに抜かれてしまった。柳川さんのペースもよくて、中須賀くんとの差も詰まっていた。しかし、レース中盤になるとペースが上がらず3位は何とか死守しようと前に出てゴールしました。タラレバですが、最初のミスがなければ3台でトップ争いができたかな。マシンのポテンシャルとチームの頑張りに感謝します』 |