優勝/#64 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda
『決勝レースに向けてセッティングを変えたのですが、走り出してすぐに“今日は(7秒台で走るのは)難しいな”と思いました。苦しい状況でしたが、勝つ自信はありました。後ろに中須賀くんがいて離せないので、自分の方が遅いと思った。ただ、後ろについていれば離されないので2人のバトルを冷静に見ていましたね。最終ラップは運よかったですね。ラストラップはうまくスピードが乗っただけ。シケインは、いつものイメージより飛び込めなかったけれど、最後は我慢できました。2人が戦って、車速が落ちたところをうまくトレースできました』
2位/#634 高橋 巧 MuSASHiRTハルク・プロ
『スタートは得意ではないので、とにかく失敗しないようにしました。予選では、秋吉さんと中須賀さんとは、タイム差があったので、ついていけるだけついていこうと思った。何度か失敗して離されても、追いつけていたから、一度前に出たいと思っていましたが最終的に抜かれて終わってしまいました。130Rの進入までに抜いて、シケインで突っ込みは自分が甘かった。ここで抜かれたら仕方がない。転ばないところまで突っ込んだんですけれどね。最終コーナーの突っ込みから立ち上がりが遅かったので、鈴鹿300km、8耐までに争えるようにしたいですね』
3位/#1 中須賀 克行 YSPRacingTeamwithTRC
『思ったよりも路面温度が上がったので、後ろについて温存しようと思っていましたが、それほど温存できていませんでした。タイヤの状態がいいうちに前に出ないといけないと思い、トップに出ると風の影響もあって、摩耗が進んでしまった。ラスト2周のシケインでミスしてリズムを崩してしまった。そのままトップでゴールできればと思っていたのですが、結局抜かれてしまいました。これが今の自分の実力。ベストは尽くせたので、この結果をしっかり受け止めて次につなげたいですね』
J-GP2 優勝/#73 小西良輝 MuSASHi RTハルクプロ
『結果は優勝でしたけれど、自分自身に負けたレースでした。JSB1000を相手に戦うことは、分かっていたはずなのに、冷静になりすぎて、うまく走れませんでしたね。レースでも予想していたタイムが出ていないし、予選ぐらい差をつけてフィニッシュしないといけませんね』 |