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R2-1 第1戦 |
2000.03.25(土)-26(日) |
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シケイン出口の二人。この後伊藤はバランスを崩す |
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本山は見事な追い上げで決勝6位 |
FNの服部尚貴。服部は3位表彰台 |
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玉田誠が2位、山口辰也が3位を獲得!! |
朝方には上がりかけていた雨が昼頃には再び降り始め、SB/S-NKクラスのスタート時には「ウェットレース」が宣言される。雨は激しくないが、細かく降ったり止んだりを繰り返す中、グリッドでは各チームともタイヤの選択に悩む。 雨が小康状態になった頃、レースがスタート。本人は絶好調と語る梁明がホールショットを奪う。その後に北川圭一、井筒仁康、伊藤真一、玉田誠と続く展開だが、混戦を象徴するように、トップ集団は7~8台と大集団となる。オープニングラップに井筒がトップを奪うが、その直後に玉田がトップに浮上。3周目には玉田、井筒、梁、伊藤、北川、山口辰也、加賀山就臣、芹沢太麻樹、吉川和多留あたりまでが一列となる激しい攻防。4周目から6周目にかけて、雨がやや強くなり、ペースが2分19秒台まで落ち込む中、カットスリックを選んだ玉田が8周目にトップに浮上、伊藤、梁を従える。その後、雨もおさまり強い風によりコンディションは急速にドライへと変化するが、玉田はトップ集団の中では唯一のカットスリックのまま、トップを伊藤に譲りつつもスムーズな走りで2分10秒台までペースアップしながら2番手を走行。この時点でトップは伊藤、玉田、梁、井筒に絞られた。後続は北川が大きく遅れ、5番手争いに山口と吉川、さらに後方に芹沢とフライングでブラックフラッグを提示されている加賀山、北川の順。武田雄一はこの中で走っていたが、コースアウトした後ピットへ戻り大きく順位を落としている。 レース中盤以降もこの4台がトップ争いを展開するが、順位はなかなか変わらない。周回遅れも絡んでくる中、井筒がやや離される形となるが、それでも2分10秒138のベストタイムをマークしながらトップ争いに踏みとどまろうとする。トップ3台も2分10秒台前半のペースで周回を重ねるが、各車とも決め手がないままレースは最終ラップへ突入した。 最終ラップのS字で2台のバックマーカーの処理を巡り、トップの伊藤、2番手玉田と、3番手の梁、続く井筒の間に1秒近い差が出来てしまう。それでも、西コースまでにその差を再び縮めた梁と井筒だが、前を行く2台に詰め寄ることは出来ない。玉田は「スプーンで仕掛けて裏ストレートで抜こうと試みたがダメだった」と語っているように、カットスリックながら大胆な走行でスプーン入口で伊藤に迫るが、目論見は外れるも、130Rの立ち上がりで伊藤に並ぶ。 勝負はシケインとなったが、その進入でブロックする伊藤のインをやや強引に突いた玉田。行き場を無くした玉田がやや失速、伊藤がシケイン出口でバランスを崩し、井筒が接触し両者スリップダウン、その間隙を縫って梁が玉田と並びながら最終コーナーを立ち上がり、コンマ5秒の差で梁が真っ先にチェッカーを受けた。カットスリックで見事な走りを見せた玉田が2位、大きく離されながらも、再スタートする伊藤、井筒の脇を走り抜けた山口が嬉しいSB初表彰台となる3位を獲得した。伊藤、井筒は芹沢と吉川にもかわされて、それぞれ6位、7位でレースを終えた。 梁は、プレスインタビューで、玉田の走りを絶賛しつつも、「レースだから」と述べ、玉田は「グリッドでタイヤウォーマーを取ったら、他のみんなはスリックだった」と驚きながらも初戦の表彰台を喜び、山口は「大きく離され、伊藤さんを横目にみながらの3位だから心境は複雑。でも3位はとても嬉しい」と語っている。 |
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