優勝/菊池寛幸
マシンに問題を抱えたままレースを迎えてしまったが混戦になるのは分かっていた。レース中は、どのポジションを保てるかが課題だった。4位以下になるのはなるべく避けて、最後まで我慢して走った。前に出て様子を見られる状態ではなかったし、ストレートは走っていたので、最終ラップは1コーナーにかけていた。最終的に前でゴールできたのでラッキーだった。自分の状況がよくて勝ちを取れたわけじゃないので手放しに喜べない。まだ3戦あるし、あまりタイトルのことは考えていない。誰が勝ってもおかしくない状況なので地道にポイントを重ねていきたい。
2位/井手敏男
テストで転倒し、鎖骨を折っていたのでプレートを入れている状態で走っていた。今回は、ポイントを獲れればいいと思っていたけれど、チームが乗りやすいバイクに仕上げてくれた。ケガもあるので、できるだけ混戦は避けたかった。最後に菊池さんに前に出られて、馬の背コーナーでしかけようと思ったけど、インを閉められてしまい入ることができなかった。こんな順位になれると思わなかったので2位という結果は満足しています。まだチャンピオン争いに残れているので、次回は、ケガを治して頑張ります。
3位/濱本裕基
MINEだけと思われている感じがあったので、そろそろ優勝を目指して走ろうと思っていた。ストレートで走っていなかったので、コーナーで抜いてもストレートで抜き返されてしまっていた。今回の表彰台は、仲城さんが転倒してラッキーな部分があった。菊池さんや井手さん、仲城さんと一緒に走ることができて、すごく勉強になった。この経験を初めて出場する日本GPに生かしたいし、後半戦は、常にトップ争いに加わっていきたい。
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