2番手グリッドから仲城英幸が好スタートを見せホールショット。これにポールポジションスタートの中上貴晶、菊池寛幸、渡辺一馬、葛原稔永、山本武宏、徳留真紀と続いていく。オープニングラップでは、中上が菊池、渡辺、葛原にかわされ一時は5番手まで順位を落とすが、すぐにポジションを回復し、3番手で2周目に突入する。仲城は、いつものスタートダッシュで、2番手の菊池に約1秒のマージンを築く。中上は、菊池をかわして2番手に上がると、仲城に迫っていく。テール
to ノーズとなると、3周目のホームストレートで難なくパスしていく。意地を見せたい仲城だったが、ペースが上がらず、逆に後方集団に飲み込まれていく。中上は、ジリジリとその差を広げ独走体制を築いていく。
仲城が徐々に順位を落とすのと対照的に23番手グリッドからスタートした富沢祥也が激しい追い上げを見せ、4周目には2番手争いの集団に加わってくる。チームメイトの追い上げを知った徳留は、そのまま攻めの走りを見せるが、それが裏目に出てしまい6周目に縁石に乗り上げて転倒。再スタートしようとするが、ハンドルが折れてしまい万事休す。悔しいリタイアとなってしまった。その後も富沢の勢いは止まらず、7周目に葛原を、8周目に菊池をかわして2番手に浮上する。その後、富沢と菊池、そして葛原が三つ巴の2番手争いを繰り広げていく。
トップの中上は安定した走りを見せ、独走のままチェッカー。見事開幕3連勝を飾った。2番手争いは、最終ラップに菊池をかわした富沢が制し2位でゴール、菊池、葛原と僅差で続いた。以下、渡辺、山本と続き、7列目28番手グリッドから追い上げた竹内吉弘が7位でゴールした。
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