優勝/佐藤裕児
スタートでクラッチミートを失敗してフロント浮いてしまい8番手に下がってしまった。
奥野さんが先頭に出たときは、混戦になっていて、僕は6番手ぐらいにいた。2コーナーのブレーキングで前に出ようとしたらニュートラルに入ってしまって、野田さんを無理に抜いてしまい、申し訳ないことをした。2番手に上がって、ホームストレートでスリップ使ってトップに出て、そのまま後ろも振り返らず、サインボードだけを見て全力で走ったら勝つことができた。先週のテストでマシンも決まってきていたけれど、タイムは出ていなかった。レースウイークに入っても、いろいろ変えてもらっていたけれど、今日は、路面温度が高くなって、どこまでいけるか分からなかった。同じタイヤを使っている、沼田、宮崎さんと情報交換してできたタイヤの結果。開幕戦は“やった!”のひと言だったけれど、今回勝ててチャンピオンを獲りたい気持ちが強くなった。タイトル目指して頑張ります。
2位/奥野正雄
小西さんと寺本くんが接触してる間に前に出られた。野田さんとバトルになり、速いところのポイントが違ったので最初は抑え気味にいっていたら、どんどん抜かれてしまった。(佐藤)裕児がきたので、何とかついていこうと思ったけれど、ペースが速かったのでコンマ3秒づつぐらい離れていった。その後は、後続との差を確認しながら淡々と周回した。今日の路面温度は、今年みんなが経験していないほど上がっていた。それも考慮して朝のウォームアップで対応できるようにしたんだけど、ちょっと外した部分もあって設定したアベレージよりは遅かった。でも、レース全体でみれば今日は2位でよかった。後半戦はマシンをキッチリまとめていきたい。
3位/野田弘樹
第3戦筑波の決勝で転倒し、マシンを大破させてしまったので金曜日に走りたかったのに残念ながら悪天候で中止。土曜の朝にマシンをシェイクダウンし、セットアップをしながら、決勝朝のウォームアップでもセッティング思い切り変えて臨んだ。暑くなるのは分かっていたし、アベレージはみんな厳しいと思っていた。奥野くんも言ったように、ヤマハ車のライン取り、ホンダ車のライン取りとハッキリ違いがある。小西と二人で逃げようと話していたけれど、いきなり1コーナーで接触したので、いけるだけいこうと思って走った。今日の路面温度は、僕にとってはラッキーだったと思う。前回転倒しているので、今回は完走を目標に表彰台圏内をキープした。今日は3位でよしとしよう。
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