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SUPERBIKE RACE in AUTOPOLIS


GP250

文部科学大臣杯 2007年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 SUPERBIKE RACE in 九州
主催:オートポリスサーキット(4.674Km)
決勝レポート
DATE:2007-5/27
■開催日/予選:5月26日(土)、決勝:5月27日(日)  ■天候/予選:晴・ドライ 決勝:晴・ドライ
■開催場所/大分県・オートポリスサーキット(4.674Km) ■観客数/予選:6,830人・決勝:28.990人

宇井陽一が開幕から3連勝!

 ポールポジションの宇井陽一が好スタートを決め、高橋巧がそれに続くが、濱本裕基が1コーナーで高橋をインからかわし2番手につける。高橋はオープニングラップで何度か濱本を抜き返そうとするが、クロスラインとなり逆に濱本から離されてしまう。
 トップを快走する宇井から濱本は徐々に離され、宇井、濱本、高橋はそれぞれ単独走行となった。その後方では秋田貴志、及川誠人、富沢祥也、伊藤勇樹が4位を争っていたが、及川と富沢がこのグループから抜け出していく。富沢は及川をかわそうとするが11周目の3コーナーでコースアウトしかけ、1秒以上もの差がついてしまう。更に富沢は13周目のファイナルコーナースタンド前で転倒。2戦連続でリタイアとなってしまった。
 宇井は濱本に4秒以上の差をつけ、ポールtoウイン。開幕戦から負け無しの3連勝を達成した。濱本は2位に入り、GP250初の表彰台をゲット。第2戦に続き高橋が3位でゴールした。4位の及川も単独でゴール。10番手以下までポジションを落としていた山崎郡が追い上げて5位。オーバーヒートに見舞われ苦しい走行を続けていた伊藤だったが、秋田を9周目にかわし、自己最高の6位でチェッカーを受けた。

●ライダーのコメント

優勝/宇井陽一
スタートがうまくいったので、自分のペースで少し飛ばしていってみたんですけど、どんどん路面温度が下がっていっているような状態だったので、今日はタイヤがいつもよりグリップしなかった。とりあえずレース前半は後ろのライダーよりプッシュして、差が開いてからは、後ろのライダーのタイムに合わせて走っていました。もっと無理すればタイムは出せたけれど、後半までもたないと思ったからね。マシンのコントロール性がよくて、レース中はタイヤをスライドさせたりして楽しんで走れました。3連勝は自分でも予想していなかったけれど、今年はレースに集中できているおかげだと思う。自分で自分をコントロールできているので、このまま後半戦も調子を崩さないようにしたい。次のSUGOは、チームの地元でスポンサーの方々もたくさん来るので、ここで勝つのが僕を起用してくれたチームへの恩返しだと思っています。

2位/濱本裕基
スタートが決まったので宇井さんに離されないように何とかついていこうと思った。でも、レースをしていくうちに宇井さんのペースについていくことができなくなってしまいました。頑張ろうと思ったんですが、1分54秒台の中盤が限界のタイムだったので、無理をせず安全なレースをしました。表彰台は125に乗っていた2年前のSUGO以来ですね。去年は125の乗り方で250に乗ってしまい、結果も残せなかったので、シーズンオフに250にどう乗っていくか特訓をしました。今年は着々と乗れてきているのかな。地元とも言えるオートポリスで結果を出せたので、後半戦につなげていきたいと思っています。

3位/高橋巧
スタートが成功したまではよかったんですが、少しでも前に追いつこうと思って走っていたのに離されてしまった。マシンのセッティングは決まっていたので、問題は自分にあったと思います。次のSUGOでは負けないように、もっと練習したいと思います。


   
     
   
     
   
     
   
     
Photo:H.Wakita & Y.Harada(c)
 
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