優勝/富沢祥也
初めは仲城さんがすごく速くて、自分の思い通りにはいかないのかなと思いました。仲城さんを抜いてからは、後ろで岩田さんとバトルをしているのが見えたので、そのうちに逃げ切ろうとペースを上げました。コースレコードを出そうと頑張っていたのですが、4秒台を出すことができませんでした。絶対後ろに誰か来ていると思っていたので、後ろとのタイム差をボードで確認する余裕もなかったんです。勝てたことはとても嬉しいけれど、満足できる走りではなかった。
2位/岩田裕臣
事前テストからすごく調子が悪かったので、今回のレースでは今まで溜めたポイントを全部使い切ってしまうと思っていたのですが、祥也について行って振り返ってみたら、後ろが離れていました。でも祥也が速すぎて、全然ついて行けなかった。優勝は初めから無理だと思っていたけど、テック2の2台には勝ちたかったので、2位で満足しています。
3位/徳留真紀
事前テストではバイクもタイヤも決まっていた方だったのに、レースウイークに入ってから苦戦した。予選ではなんとかこじつけで7番手。レースでもちょっとトラブルがあったけれど、最終的にはだいぶ解消された。じょうやん(仲城)と祥也が速いのは分かっていたけれど、岩田がついていったのは予想外でした。最終ラップは10%勾配を登り切ったあたりで「抜けた」と思ったけど、岩田のバイクがゴールライン手前で伸びがよかったようだ。 |