優勝/渡辺篤
事前テストから順調に進んでいたので、予選順位は気にしていなかったし、いいアベレージで走れるのは分かっていた。ただ、チームメイトの大作の調子がよかったので初めて頑張らなくてはいけないと思った。最初のスタートでは、2列目のイン側スタートといい位置じゃなかったけれど、うまくスタートできて大作と1-2体制となったけれど、すぐに赤旗が出てしまった。2回目のスタートでは、出遅れてしまい8番手に落ちてしまった。厳しいかなと思ったけれど、徐々にペースを上げていくと、また赤旗が出てボクにチャンスがまわってきた。第2レースは、自己ベストも出たし、内容もよかった。うまくコントロールしてくれたチームとブリヂストンタイヤに感謝したいですね。残りも勝ちにこだわっていきたい。
2位/酒井大作
第1レースは、スタートからペースから上げて行けたし、28秒台で安定して走ることができた。柳川さんが怖かったけれど、うまく逃げられていたのですけどね。今回は、いいところになると赤旗が出てしまいツキがなかった。第2レースは、路面コンディションや気象条件が変わっていたので、アジャストしたのが、今一つで、第1レースのような走りができなかった。2位は悔しいけれど、鈴鹿8耐が悔しい結果に終わったので、篤さんと1-2をしましょうと話していて、それが実現できたことは、うれしかった。3位、2位ときているので、次で勝ちたい。
3位/柳川明
水曜、木曜とMotoGPマシンのテストがあったこともあり、金曜にJSBマシンを乗ったときに違和感があってリズム崩していた。事前テストでのベストタイムも出なかったが、予選ではチームが完璧な仕事をしてくれたおかげで自己ベストを更新できた。予選タイヤは使わずに出したので仕上がりは良かった。でも現状ではマックスの状態。全体的に今のパッケージをやりなおさなければ、ヨシムラの二人に勝つことはできないかな。 |