優勝/#2 小室 旭 TeamKOMUROwithHARC
『(雨や気温の低下など)条件が不安定になったとしても、事前テストで雨のセットアップもある程度できてタイムも出ていたので、どんなコンディションでもいける準備はできていました。見ている方にとっては、つまらないレースだったかもしれませんね。バトルになると、どうしても接戦になる。そうならないためにはスタートで前に出て自分のペースで走って、どれだけついて来られるかだと思い、(予定通り)始めのうちに引き離せたので(後ろとの)差を見ながら走りました。事前テストからタイムは刻めていたのでレースウイークは詰めの作業でしたが、思った通りに詰まっていったので自信はありました。筑波は一番走り慣れているコースですが、他のサーキットでも常に勝ちを狙える状態で挑みたいと思います』
2位/#3 藤井 謙汰 TSR
『J-GP3の決勝は2周目の第1ヘアピンでハイサイドして転んでしまい、その時にヒザを打って、バイクにまたがれないんじゃないかという状況でした。スタートでは地面からステップに足を乗せられなくて出遅れちゃったし、切り返しが遅くなったりしたけど(小室さんに)どんどん追いついて自分のベストタイムに近いタイムも出せたので、シーズンの出だしとしてはよかったのかな。昨年のKTMから、今年はホンダのエンジンに載せ替えたのですが、以前に乗っていた車種なのでデータもあって完成度も高い。戦いやすいバイクだと思います』
3位/#6 谷川 壮洋 CLUB PLUS ONE
『スタートはまあまあで、第1ヘアピンで2番手に上がり、その後も小室くんにそれほど離れずについていけたので、このままうまくペースをつかめるかなと思ったのですが、マシンにトラブルもあり、ヘルメットも曇ってしまって少しシールド上げて走っていたような状態でした。最近、目の手術もしたので徐々に見えにくくなってしまった。マシンのセッティングも昨日まで決まらずに四苦八苦していました。最終的なセッティングはサイティングラップで確認し、まあまあ戦えるかなとは思っていたが、目のこともあって追いつけなかったかな。昨年の開幕戦は転倒で、そこから脱出したいと思っていたので、まずまずの順位ですね』 |