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| Rd5 MOTEGI | Rd6 SUGO | Rd7 SUZUKA | Rd8 TSUKUBA | | Rd9 SUGO | Rd10 TI-AIDA | Rd11 MOTEGI | | PointRanking | |
R2-1 第5戦 |
2000.06.23(金)-25(日) |
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決勝日、どんよりと曇ったもてぎ |
ピットウォーク時、Jhaのピットがパラパラダンスフロアに変貌。優勝した柚木も踊り出す |
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セカンドグリッドの小山知良(#71)が好スタートを切った決勝レース |
レース前半、トップ争いは仲城英幸(#1)と菊池寛幸(#3)を軸に展開される |
13周目の1コーナーで仲城と菊池が姿を消してから、レース後半は柚木伸介(#9)、藤岡祐三(#2)、加藤直樹(#35)がトップを奪い合う |
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鈴鹿に続いて2連勝を飾った柚木伸介は、ランキングでもトップを維持して優位に立った |
筑波と同じくホームコースでの優勝を狙った小山知良だが、6位でフィニッシュとなった |
レース終盤、激しいトップ争いを見せた2位の藤岡祐三(左)、優勝した柚木伸介、3位の加藤直樹(右) |
ポイントランキングもトップをキープ!! |
決勝日朝、雨は上がり曇りとなった。ウォームアップセッション時にはハーフウェット状態だったが、決勝レース時には、濡れているところはあるものの路面上はほぼドライ。その状況の中、スタートでは2番手グリッドの小山知良が抜群のスタートを決めトップに立ち、その後に仲城英幸、菊池寛幸と続く。 レース序盤はこの3台に柚木伸介、藤岡祐三、山本武宏、加藤直樹の3台が加わり、早くも7台でのトップ争いが展開されていく。 スタートでホールショットを奪った小山はその後順位を入れ換え、1周目を戻ってきた時には、仲城、菊池、柚木、そして藤岡、小山、加藤直樹と続き、トップ集団を形成する。この集団の中、特に上位2台の仲城と菊池は、その後もレースをリード。激しく順位を入れ換えながらトップ争いを展開する。 その後、小山は徐々に後退し、単独の7位へ変わると、レース中盤、この2台が後続を離しかける場面もあった。しかし、再び6台の集団に膨れ上がるなど、その結末は予断を許さないものだった。相変わらず激しくトップ争いを続ける仲城と菊池だったが、13周目に入った直後の第1コーナーで、その時点のトップ菊池と仲城が絡んで転倒、そのままレースを終えてしまう。 代わってトップに立ったのが、藤岡だ。しかし、その直後には柚木、山本、加藤と続き、4台でのトップ争いへと変化する。トップに出た藤岡は、逃げ切りを目論むが、なかなかその展開には持ち込めない。その間、15周目にはファステストラップを記録した加藤が、「今回のレースで自信が付いた」という走りでトップに立ち、さらに、「藤岡さんと同じペースで走ってバトルをしよう」と考えていた柚木もトップに立つなど、4台でのトップ争いは終盤に入ってもヒートアップする。そして、このままトップ争いは最終ラップに突入するが、その前にトップに立ってた柚木が、藤岡の激しい追い上げを振り切って、鈴鹿に続く2連勝を飾った。ポイントランキングもトップをキープしている。 柚木は、表彰後のインタビューで、「この後のインターバルで前半戦の足りないところを補って、もっと速くなりたい」と語っている。 |
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250決勝レース、抜群のスタートを決めたのは、嘉陽哲久(#3)だった。序盤はそのままレースをリードする |
レース中盤、中冨伸一(#100)をかわしてトップに立った青山博一(#55)は、トップを譲ることなく初優勝 |
レース中盤以降、激しく2位を争ったのが、畠山泰昌(#11)と中冨伸一(#100) |
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6位争いも白熱。予選12番手の宮崎敦(#5)がレース終盤に猛追を見せ、関口太郎(#8)、野田弘樹(#44)をかわし、最終的には5位でフィニッシュした |
レース序盤、トップに立ち勝ちを予感させた嘉陽哲久だが、4位でフィニッシュした |
レース終盤、後続との差が4秒以上離れた時に勝利を確信したと言う青山博一 |
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優勝した青山博一と対照的に、自分の走りが出来なかったと言う畠山泰昌(左)となかなかペースを上げられなかったと言う中冨伸一(右) |
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激しい2位争いを制したのは畠山泰昌。 |
GP250クラスの決勝レース。ホールショットを奪ったのは酒井大作。その後に抜群のスタートを切りながら、インから1コーナーへ進入したために3番手まで後退していた嘉陽哲久がテクニカルセクションでトップに浮上。酒井、中冨伸一、青山博一、亀谷長純の5台でトップ争いを展開。しかし、その後ろにも6台のグループが続き、レース序盤は目の離せない展開となる。 レースが中盤に差しかかる6周目、酒井をかわして順位を上げてきた中冨、青山、亀谷が次々と嘉陽をパス、さらに、順位の入れ換えもあり、トップ争いはますます激しく繰り広げられる。特に、中冨、青山、亀谷の3台はこのあと2周にわたって、サイドBYサイドで各コーナーに進入。大いに観客を沸かせる。 しかし、レースが中盤に入る8周目、青山がトップに浮上すると、後続より約1秒近く速いラップタイムでじわじわと後続を引き離し始める。そしてその後方では、4戦連続で表彰台に立ち着実な結果を残している畠山泰昌が亀谷をかわして4位に浮上すると、そのままの勢いで嘉陽をもパスして3位へ順位を上げ、中冨と激しい2位争いを展開する。 その間にも青山は安定した56秒前半のペースで周回を重ね、少しずつ後続を離して独走体制を創り上げていく。激しくなった2位争いは、後半にかけてさらに激しくなり、レース終盤に入っても順位を入れ換えながら続けられる。単独での走行となった、4位の嘉陽、5位の酒井の後方では、野田弘樹、宮崎敦、関口太郎、小野寺貴行に徐々に遅れた亀谷を加えた6台による6位争いが激しく繰り広げられている。 そして、後ろを振り返る余裕を得た青山は、最終ラップも安定して走り切り、全日本初となる優勝を飾った。注目の2位争いは、最終ラップの最後で中冨をかわした畠山が、また後方の争いから抜け出た宮崎が酒井を捉えて抜き去り5位に入った。 今年から250クラスに上がった青山は、「まだまだマシンを操っているというより、操られている感じ」と話しながらも、「この優勝で自信が付いた」と語っている。 |
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3連勝を飾った井筒仁康 |
スタートでは芹沢太麻樹(#6)が飛び出した |
レース序盤、芹沢太麻樹をトップに井筒仁康が続き、カワサキの1・2体制 |
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井筒仁康(#11)は5周目にトップに立つと、そのまま逃げ切った |
レース中盤、芹沢太麻樹(#6)と玉田誠(#100)が2位争いを展開 |
序盤~中盤、加賀山就臣(#16)が4位争いのトップを走行 |
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固めのタイヤを選択した梁明(#2)が、5位集団から抜け出して追い上げを図る |
レース終盤、伊藤真一(#4)を追う梁明(#2)。しかし、21周目の90度で痛恨のコースアウト
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最終ラップ、伊藤真一(#4)は芹沢太麻樹(#6)を捉えるが、僅かに及ばず。 |
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予選11位の武田雄一(#9)は、9位でフィニッシュ |
安井監督を中心に、表彰台で1・2フィニッシュを喜ぶ井筒仁康(右)と芹沢太麻樹(左) |
S-NKクラスはGSX1300R隼の出口修がクラス優勝、総合でも10位と健闘した |
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予選9番手の辻村猛(#8)は7位でゴールした |
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カワサキの1・2フィニッシュ。 |
SB/S-NKクラスは、予選2番手芹沢太麻樹の抜群のスタートで始まった。P.P.の梁明、4番手の伊藤真一はやや遅れ、芹沢の後ろには井筒仁康、玉田誠と続く。4番手の伊藤の後ろには吉川和多留、梁、加賀山就臣、山口辰也、北川圭一のオーダーでオープニングラップを終了。レース序盤から芹沢、井筒、玉田の3台が抜け出し、井筒がトップに上がった5周目以降は、井筒が芹沢と玉田に少しずつ差を付けていく。その後方では加賀山を先頭に伊藤、梁、吉川らが4位争いを展開する。 レースが中盤を過ぎると、井筒がアドバンテージをキープする中、2位の芹沢と3位の玉田に対し、後続の伊藤、梁、加賀山が迫り始める。吉川はやや遅れる形となった。周回遅れも絡み出す中、17周目には伊藤に続き、梁、加賀山が立て続けに玉田を抜き去り、4台での3位争いへと変化。その間に芹沢は再び差を広げ、単独2位をキープ。井筒は54秒台前半で順調にトップで周回を重ねる。 レース終盤には、集団から抜け出した伊藤と梁が芹沢に迫りながらテールTOノーズのバトルを展開。芹沢との差をじわじわと縮めていく。残り2周を切った21周目、芹沢の後ろに付いた伊藤と梁を加えて、2位争いに変わっていく中で、ダウンヒルストレートで芹沢と伊藤との間に周回遅れが入ってしまい、その影響でセカンドアンダーブリッジを過ぎたあたりで梁が痛恨のコースアウト。残念ながら6位まで順位を下げてしまった。 その間にも井筒はトップを維持。最終ラップも無難に走り切り、ウィリーしながらフィニッシュラインを通過、3連勝を飾った。2位争いは、芹沢に迫った伊藤だったが、僅かの差で芹沢に軍配が上がった。 |
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