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R2-1 第5戦
もてぎスーパーバイクレース
ツインリンクもてぎ(栃木県)

2000.06.23(金)-25(日)


GP125 予選レポート

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P.P.の仲城英幸

2番手グリッドの星野知也

4番手/藤岡祐三

6番手/加藤直樹

ベテラン、新鋭が真っ向から激突した
雨のツインリンクもてぎ

 西暦2000年の全日本ロードレースGP125クラスは毎回のようにベテランと若手がしのぎをけずり、世代交代の様相を呈しながら、熱戦を展開している。

 あいにくのウェット・コンディションの下、ポールポジションを獲得したのは3年連続の王座を目指し、つねにトップクラスのスピードを発揮し続けながらまだ勝ち星に恵まれない仲城英之。「成績以外、すべての要素が揃っている」という仲城は、午前中のセッションで同じAグループの星野知也を抑え、最速タイムをマークした。

 仲城からコンマ4秒あまり遅れながらも午前、午後ともBグループのトップに立って2番目のグリッドを確保したのは筑波で初優勝を遂げ、暫定ランキング2位につけている17才の小山知良だ。前回の鈴鹿ではコースに不慣れなこともあり、優勝争いに加わることはできなかったが、筑波と並んで熟知したもてぎでは再び活躍が期待できる。ウエットコンディションに強いことも小山にとっては有利な材料のひとつだ。午後の予選では16才になったばかりの大野亮が、仲城、柚木のJha勢を抑えてトップに立つなど、ティーンエイジャーの活躍が目を引いた。大野は鈴鹿で初めて全日本選手権のポイントを獲得した有望株だ。

 藤岡祐三、菊池寛幸はそれぞれのグループで上位のタイムをマークし、これまでどおりに表彰台を狙うことのできる位置につけている。このうち菊池は金曜日転倒し、マシンを大破させる不運に見まわれたが、その影響も心配する必要はなさそうだ。

[近藤 茂寛]


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