優勝/シリーズチャンピオン 辻村猛
メカニックの家族の方に、いろいろあって大変だったのに、マシンをきっちり仕上げてくれていた。その思いに応えるためにも頑張ることができました。最初からチェッカー降られるまで全開で走ることを決めていたし、後続は気にしてなかった。安田選手に3秒差がついた時点で勝ったと思った。去年は楽しくできたし、去年の成績がよかったので、それ以上のことを今年はしなければならなかった。結婚して子供もできたし、守っていかなければならない存在がいることで、いい感じで自分を奮い立たせていけた。今はうれしいと言うよりホッとしている。プレッシャーはすごくあったし、昨日もなかなか寝られなかった。つらいレースでしたけど、終わってみれば結果がついてきたのでよかった。来年もダブルエントリーしたいと思っています。
2位/酒井大作
もっと多い台数で接戦になると思っていた。スタートで前に出て、バックストレートで引っ張られたと思ったら、スリップストリームを使われて前に出られた。その後は、ずっと辻村さんの後ろについていた。ライダーもマシンも速かったので、もしケガをしてなくても勝てなかったと思う。とにかくスキがなかった。来年こそ、勝てるように頑張りますよ。
3位/安田毅史
テストの段階で調子がよかったので、いけるかなと思っていた。辻村さんを特に意識はしていなくて、ベストを尽くして、いつものレースをすることを考えていました。でも金曜日に辻村さんの調子よくて、意識しないつもりでも、どこかで意識していたのかもしれない。それで焦ったのか転倒してしまい、ちょっと落ち込みました。3位上がってから集中力が乱れてしまい、コーナーでタイヤをすべらせ過ぎてしまった。レース後半は、ミスをなくして集中することができた。ランキング2位という結果が今の実力だと思う。今回も精一杯走れたし、悔いはないです。ここまでこれたのも、チームのおかげだと思う。来年はもっと成長できるように頑張ります。
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