ポールポジションからスタートした青山周平がホールショットを奪い、高橋巧が続く。2番グリッドからスタートした横江竜司は1コーナーでふくらみポジションを落としていた。オープニングラップでは青山、高橋巧、秋谷守、高橋江紀、横江、徳留真紀の順でコントロールラインを通過。予選でコースレコードに肉迫するタイムをたたき出していた青山は、56秒台のラップを目指し、早くも後続を引き離しにかかる。
「スタートで周平くんの後ろにつくことができたので、ついて行けるだけついて行こうと思っていたけど、すぐに離されてしまった」という高橋巧は58秒前半をキープしながら2位を走行。秋谷をパスした高橋江紀と横江が序盤に何度か順位を入れ替えながら3位争いを展開、7週目の1コーナーで高橋江紀の前に出た横江だが、すでに2位の高橋巧からは大きく離されていた。
レース中盤は青山、高橋巧、横江、高橋江紀、徳留、秋谷の順でそれぞれ単独走行となっていたが、タイヤがもたなかったという横江がペースダウン。追いついた高橋江紀が23週目に横江をかわし、3位に浮上。このままチェッカーまで上位に順位の変動はなく、青山が独走状態でポールtoウィンの完勝。15歳の高橋巧が2位で初の表彰台をゲット。開幕戦ウイナー、17歳の高橋江紀が3位を獲得し、フレッシュな顔ぶれが表彰台に並ぶ結果となった。
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