優勝/菊池寛幸
スタート直後は、バイクの調子と周りの様子を見ながらいった。仲城くんのペースも上がらなかったし、井手くんがどこにいるか確認したら、ちゃんと前に来ていたのでさすがだと思った。井手くんよりストレートでマージンがあったので楽にレースができた。タイトルのこともあったので、井手くんのポジションを最後まで見ていたし最終ラップにかけていた。ヘアピンでは、周回遅れが目の前で転倒してビックリ。ダブルヘアピンの進入で抜かれてしまったが、ストレートでかわすことができたのでよかった。勝ってチャンピオン獲得というボクにとって最高の結果となった。今年は、転倒、トラブルもなく、いろんなことがうまく回ったし、うまく戦えたのが勝因だと思う。スタッフ、スポンサー、応援してくれたすべての人に感謝したい。これからも一戦一戦、勝ちを狙っていく。
2位/仲城英幸
最初から全力でいこうと思っていた。昨日、雨降ったせいだか分からないが、タイムが上がらなかった。菊池さんが来ていたのはサインボードで見ていて分かっていた。抜かれてからは、ペースが同じぐらいだったので、後半が勝負だと様子を見ていた。このサーキットは抜きどころが少ないし、コントロールラインをトップで通れたので、トップをキープしようと思った。ただコーナーの進入で井手くん、菊池さんの方がアドバンテージあった。最終ラップは、ヘアピンで抜かれて、その時点で最終コーナーからゴールラインまでで勝負と思っていたが、ダブルヘアピンの進入でいけた。悔しいけれど、今回はしょうがない。菊池さんが強かったし、チャンピオンにふさわしい走りだった。
3位/井手敏男
チャンピオンは、ポイントも離れていたし全く考えていなかった。いつも通り勝つことだけを考えて臨んだ。後方からのスタートだったけれどグリッドは関係ないほど、早いうちにポジションを上げていけた。菊池さんと仲城さんに追いついてからは、様子を見るほど余裕もあった。終盤にトップに立ってスパートをかけたんだけど、うまくいかなかった。まだまだ経験不足ですね。まだまだ二人から学ばなければならない。もっともっと練習して追いつきたい。
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