優勝/青山周平
序盤はタイヤが温まるまではペースを上げられず、横江さんに抜かれてしまいました。今回は接戦になりましたが、エンジンにパワーがあったので、少し離されてもストレートですぐに追いつくことができました。予選からセッティングを大きく振ったことがよかったけれど、まだ詰めるところがいっぱいあったと思います。シーズンを通しては、マシンをコントロールする能力はアップしたと思いますが、もっと高いレベルに自分を持っていけなかった。あとひとつふたつ、皮がむければ…。チャンピオンが穫れる環境にいて、僕の今のタイムでは、まだまだ赤点だと思っています。
2位/横江竜司
10周目くらいまでは思った通りの展開でした。(周平には)前戦のように同じところで仕掛けず、今回はいけるところでは全部いこうと思っていました。レース後半はタイヤが辛かったこともあるけれど、シフトチェンジが固くなり、ミスもあって遅れてしまいまいました。今年は初めから周平が敵になると思っていたので、なんとか阻止しよう思っていたら開幕戦で転倒してしまった。それからは、まず自分のバイクを仕上げてからレースをかき回すことを目標にしました。ラスト3戦はよくなってきたけれど、結局3レースとも離されてしまいましたね。もっとタイヤにやさしい車体を作れるようにならないといけない。あと3戦くらいレースがあればよかったなと思いますね。
3位/及川誠人
レース序盤は周平と横江くんについて行ければと思って頑張ったけれど、マシンが思うように走らず離されてしまいました。後ろに(高橋)江紀がいたので、一度前に行かせて様子を見ていたら、ペースが上がらなかったのでまた抜き返しましたが、前に出さなければもうちょっとトップとの差を詰められたかなとも思います。3戦連続表彰台は、これを目標にやってきたので正直言ってうれしいけれど、僕が(250を)始めた頃はもっと華やかだった。そういう状況にまた戻ってくれるといいと思っています。
|