| Rd1 MOTEGI | Rd2 SUZUKA | Rd3 TSUKUBA | Rd4 AUTO POLIS | Rd5 SUGO | Rd6 OKAYAMA | Rd7 SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in SUGO


GP250

文部科学大臣杯 2007年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 SUPERBIKE RACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3.7375Km)
予選レポート
DATE:2007-8/25

今回も宇井陽一のワンサイドレースとなるか!?

 今回も宇井陽一のワンサイドレースとなりそうなGP250クラス。宇井は金曜日から1分31秒台を連発。酷暑となった事前テストでは、ロングランを行い1分32秒台でコンスタントに周回できたという。公式予選でも、タイヤのテストを行いながらのタイムアタックとなったが、宇井のタイムを上回るライダーは、今回も現れなかった。
 「昨日のコンディションであれば1分30秒台に入ったと思うけれど、今日は、路面の状況が変わっていたし、ベストタイムを出した周も(他のバイクに)引っかかりながらのもの。今回は、とにかく暑い! 走っているとフレームまで熱を持って“たわむ”感じがするからね。いつも通り自分のレースをするだけだね」と3戦連続ポールポジションを決めた宇井。今回から、イタリアのパーツメーカー、マロッシがスポンサーに付き、鮮やかなオレンジ色にマシンを一新。後半戦も、その勢いは止まりそうもない。
 宇井の対抗馬となりそうなのが今シーズンGP250クラスで2年目を迎え成長著しい濱本裕基だ。第4戦オートポリスでは、宇井に食らいつく走りを見せ2位に入り、今回も着実にセッティングを詰めてきている。「ここまで上り調子でこられている。レースを想定しながら予選も走っていたし、決勝が始まる時間が15:30なので、気温と相談してタイヤをチョイスしようと思っている。とにかくスタートを決めて、オープニングラップで宇井さんに離されないようにしたい」と濱本。
 レースは、今回も宇井を中心に、濱本がついていく展開になるだろう。さらに高橋巧、及川誠人、富沢祥也などがトップ争いについていきたいところだ。

[佐藤 寿宏]

伊藤真一  

宇井陽一のコメント
『祥也は小さいころから知っているが、まさか僕が引退する前に一緒に走れるとは思いませんでした。今年は、まだ僕の前を走らせるわけにはいきませんね。予選では30秒台前半を想定していたが、昨日より路面状況が変わり、なかなか一発タイムを出せない。SUGOの路面はセパンみたいな感じで特殊。どのタイヤを使ったらいいか迷いました。夢の中では1分29秒989が出ていたんですけどね(笑)。いつもは想定タイムをはずさない方なのに、ここではそう簡単にタイムが出せない。決勝では祥也が追ってくると思うが、絶対に前は走らせません』

     
伊藤真一   宇井陽一
     
     
     
Photo:H.Wakita
| Top |



(C)MFJ. All rights reserved.