優勝/高橋巧
『何とかタイムを出そうと考えてきて、金曜日にタイムが出たので今回は行けそうだなという感触はありましたが、決勝ではタイヤもつか心配でした。でも走り出したらマイペースで走ることができました。途中からだんだん差が開いてきたので、あとは転ばないように気をつけて走りました。宇井さんには一回でも勝ちたかったので勝ててうれしいです。今回勝てたのは監督の小園さんとチームのおかげ。次は自分の力で勝てるように頑張りたい』
2位/宇井陽一
『今日はついていくことができなかった。途中まで巧に引っ張ってもらって、バックマーカーを使ってチャンスがあれば前にいけるかなと思っていたが、どこのコーナーでも煙出るくらいホイールスピンしていた。エンジンはレースウイーク中で決勝が一番いい状態だったが、タイヤが思ったよりグリップしなかったので、無理せず2位をキープしようと思った。予選では巧にポールを取られて落ち込んだけど、決勝前に気分を入れかえた。今までは勝ちにこだわりすぎてチャンピオンを取り逃してきたので、今年はチームのためにも自分のためにも、応援してくれる人のためにもチャンピオンを必ず獲ります』
3位/及川誠人
『朝のウォーミングアップランの時点からセッティングに問題があった。決勝前にフロントフォークとか変えて少しよくなったけど、やっぱり外れでしたね。5速では抜けるのに、6速で抜けない状態で、ペースも上がらず3位という結果。それでも最後は宇井くんに近づいたので、あきらめずに走っていました。ここにきて、だいぶ気持ちよく走れるようになってきた。最終戦は鈴鹿なので頑張りたいですね』 |