優勝/高橋 巧
スタートでウイリーしてしまい(宇井と富沢に)抜かれてしまった。でも落ち着いて走れば、抜き返すチャンスがあると思った。2人を抜いてからは転ばないように気をつけて、後ろを見ながら走っていました。特にペースを変えて走ったつもりはなかったけれど、途中でペースが落ちたのは、左コーナーで無理矢理アクセルを開けてハイサイドになりかけたから。思ったよりグリップ感がなかったので、最後は乗り方を変えたらタイムが上がった。いつ転ぶかわからなかったので、最終ラップの最終コーナーまでドキドキしていました。1分53秒台に入れたかったけれど、思ったようにタイムを上げられませんでした。でも今日はとりあえず勝ててよかった。
2位/富沢 祥也
周回ごとに(高橋に)離されるのはわかっていました。走るたびに自己ベストを出しても離されてしまうので、どうしようかと思った。昨日、ダンロップの方に“スライドコントロール”という言葉を教えてもらったのですがよくわからなくて、レース中に(高橋から)ゆっくり離れたり追いついたりして、コントロールする勉強ができたのが今回の収穫。バイク自体はタイムに対応できるポテンシャルがあるので、あとは人間が頑張るだけです。
3位/及川 誠人
昨年までいたチームを離れて、今シーズンは自分でチームを立ち上げたので準備が大変だった。昨年の最終戦以来、今週になって初めてバイクに乗った状態だったので、まさかこの場所(トップ3インタビュー)にいられるとは思わなかった。今回は3位で満足です。ここ何年か現状維持という状態が続いていたし、マシンのポテンシャルを急に上げるというのは難しいことです。周囲に協力してくれる方がいっぱいいるので、今日は表彰台に上れたのだと思います。すごく感謝しています。 |