優勝/中須賀克行
事前テストでは調子を崩していたのでレースウイークに入ってからは去年のデータをベースに走り込みに重点を置いて流れをつかんできた感じでした。秋吉さんのペースにはついていけそうになかったので、緒戦だし2位争いを制すことができればと思っていた。秋吉さんがグリッドに着けないことが分かって、勝つチャンスが回ってきた。タイヤの暖まりも間違いなくいいので、最初に(2番手を)どれだけ離せるかと頑張ったけれど、2秒2ぐらいしか離せなかった。序盤は接地の感触があまりよくなかったけれど、ガソリンが減っていくうちブレーキングを深くできるようになっていた。最後まで抑えきることができて、本当に良かったと思う。
2位/酒井大作
ウイークに入ってから、うまく乗れなくて土曜まで毎セッション、大改造を施したけれどマシンをまとめられなかった。セッションが進むごとによくはなってきていたし、レースタイムは想定内だった。ただ自分に有利な部分を引き出したかったけれど、今回は余力がなかった。木曜日の状態からすれば大幅に進歩したし、緒戦で2位という結果を残せたのは、ボクのわがままを聞いてくれたスタッフのおかげです。感謝したいですね。
3位/山口辰也
最初はダンロップタイヤの暖まりが早いので、なるべくトップについていこうと思っていたけれど、うまくペースを上げることができなかった。酒井選手に抜かれてからは、ペースを取り戻していけた。今の自分の中では(調子を)取り戻した方だと思います。マシンは新型になったし、まだまだやることがあるけれどメカさんが乗りやすいようにしてくれている。モリワキのチーム力のおかげでホンダ勢最上位になれたと思います。 |