優勝/#2 中木亮輔 モリワキクラブ
路面は、濡れているところと乾いているところがあるという状態だった。モリワキに移籍してから、こういうコンディションで走ったことがなかったので、レースの作戦はあまり考えず、まずスタートを決めて、あとはレース中に考えようと思った。レース中は周回数を全然把握していなくて、序盤は比企くんと抜きつ抜かれつをして、気が付いたらラスト5周になっていた。最後はタイヤがつらかったので、集中して走りました。自分でよりよいバイクを作り上げたいという気持ちが強かったので、責任は重いけれど、チームを移籍したのをきっかけに、1から始められたことで今年はとても充実している。今年中に、ものすごいバイクに仕上げたい。
2位/#9 岡田義治 K&LJAPAN ・ RH松島
ロードレースの経験が浅いので、難しいコンディションでどうなるのか予想がつかなかった。路面は乾き始めていたから、本当はドライで行きたかった。レースが始まると路面がどんどん乾いてきて、自分が思っていたよりトップ争いのペースが速く、追い上げるのに時間がかかってしまった。2番手になった時には中木くんには届かないなと思った。僕はモリワキの車体にスズキのエンジンを積んでいる。まだマシン作りを探りながらレースをしている感覚。開幕戦では加速が弱かったので、筑波では加速が必要だなと思っていた。マフラーの開発をして事前テストではいい手応えがあったので、もっと煮詰めればバイクも速くなっていくと思う。
3位/#45 長島哲太 TeamProjectμFRS
今年初めてGP-MONOに乗ったので、今は全てが勉強です。レースは中木さんが逃げた時点で、優勝は難しいと思ったので、どうやって2位になるか考えていました。バックストレッチでは(岡田さんより)僕のマシンが速かったので、抑えられるかなと思ったのですが、そんなに甘くはなかった。こういう路面状況はあまり経験がなかったので、とてもいい勉強になりました。 |