●ライダーのコメント(Race2)
優勝/#39 酒井大作 ヨシムラスズキwithデンソー
うまくスタートが決まったので秋吉さんに、ついていこうと頑張った。今回は鈴鹿でケガをしてから1回もマシンに乗っていなかった。みんなは事前テストで岡山を走っていたけれどボクは金曜日に1年ぶりに走ったのでドライもウエットも手探り状態だった。レース1を落としてしまったのでセッティングをガラッと変えざるをえない状況だった。その甲斐もあって、タイヤも素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。ダブルヘアピンの一つめに入ったら黄旗が振られていたので“まさか”と思った。秋吉さんと伊藤さんが転んだのが分かるまで半分パニックになっていた。昨日も一昨日も速いライバルがいたし、その前にケガに勝たなきゃいけなかった。出場するか迷ったけれど最後まであきらめないでベストを尽くそう思った。スタッフの強力とファンの声援が力になりました。本当にありがとうございました。
2位/#87 柳川明 TEAM GREEN
いつ表彰台に立ったか分からないぐらい久しぶりですね。今年はマシンとサスペンションが変わって、スタッフも入れ替わったし変化が多かったシーズン。みんな一生懸命やってくれているけれど成績出ないとイライラして、スタッフにあたったこともあった。自分を奮い立たせることに集中して頑張った結果。タナボタだけれど棚の下にいないと、この成績はないので、2位という結果を素直に喜ぼうと思う。表彰台に立てるバイクを持たせたくれたことをチームに感謝しています。
3位/#75 大崎 誠之 SP忠男レーシングチーム
雨は事前テストでけっこう乗っているから大丈夫だろうと思っていたら、朝のウォームアップを走ったら全くダメだった。“これはやばい”となっていたら、ヤマハの指導者からカツを入れられた。ノックアウト方式の予選中にメインマシンにトラブルが出てしまい、スペアマシンでいったけれど、メインマシンの方がフィーリングがよかった。メカニックが夜中まで作業して直してくれたので、5位と3位という結果を残せてホッとしている。ランキング2位という結果はたまたまですが、カツ(中須賀)がチャンピオンを獲れてよかった。 |