優勝/#2 徳留 真紀 チーム テック・2
『世界では勝てたのに、全日本で勝つのがこんなに難しいとは思わなかった。事前テストではもっと速いペースで走れていたけれど、レースウイークに入ってから足回りのセッティングが今ひとつ決まらず、ドライコンディションだった金曜日の走行では馬の背で何の前兆もなくフロントから転んでいたので、ドライでのレースに不安もあった。レース前に自分も減量し、マシンも軽量化を図って加速をつける方向で、SUGOは楽なレース展開にしようと思っていた。その結果、最終ラップでシケイン立ち上がってスリップ使って加速して、ちょっときわどかったけれど抜くことができました。今回はレースの内容より結果にこだわっていたし、いきすぎちゃうと転倒しちゃうので、雨が降ってからも気を引き締めて安全に走りました。やっと勝つことができて本当にうれしいです』
2位/#3 尾野 弘樹 BATTLE FACTORY
『レースの組み立てはスタートしてから考えようと思っていました。菊池さんがスローダウンした周に後ろを振り向いたら徳留さんがいるのに気づいて、抜かれないように頑張ったのですが、雨が降ってきてタイヤが滑ってしまって怖かったです。(徳留さんが)最終ラップで仕掛けてくると思って、最終コーナーを速く立ち上がったけれど、ストレートで来るとは思っていませんでした』
3位/#48 浦本 修充 TEAM IRONBARONS
『最初は菊池さんが前にいて、抜きたかったけれどコーナーがきわどくて追いつくのが精一杯でした。そのうちにどんどん抜かれてしまって、大治朗とバトルをしているうちに前が見えなくなってしまいました。途中からは雨が降ってきたので注意してペースを落として走っていました。マシントラブルもあったので、表彰台に乗ることができてうれしいです』 |