優勝/#41 宇井 陽一 立花レーシング with Spruce/PT
『朝のウォームアップ走行から調子がよかったので、ホールショットを取れたら逃げようと思っていた。実際は2番手から、2コーナーから3コーナーで(藤田くんに)抜かれて3番手。すぐに抜き返し、及川さんのペースが上がらないうちに前に出て、いつものように逃げる作戦でいきました。125のクセが抜けず最初はリアタイヤをうまく使えず加速でマシンを起こすことができなかったけれど、乗り方を変えて走ったらタイヤのグリップがよくなったのでペースを上げていきました。1分31秒真ん中で走って、もし逃げ切れなかったら…と思ったけれど、僕のマシンはサイクロン号だから大丈夫(笑)。ポイント差はあってないようなもの。及川さんが1回勝ったら逆転されるかもしれないし、そのへんが難しいですね』
2位/#3 及川 誠人 COLT&SJ-R
『タイヤが温まるのに時間がかるので、ホールショットを奪って、最初から(後続を)押さえていきたいと思っていました。1分31秒台で周回できるような車体ではないので、ウォームアップ走行で確かめて安全な方にセットアップしたのですが、宇井選手が1分31秒台で走っていたので、僕もそのくらいで走るとミスが出てしまい、徐々に離されてしまいました。長年このクラスを走ってきたので、(GP250の)最後となる今シーズンこそはタイトルを獲りたいですね』
3位/#8 渡辺 一樹 COLT&SJ-R
『緒戦の筑波では離されすぎて前の2人の背中も見えず、とにかく悔しい思いをしました。今回は誠人さんの背中が見えて、いい感じで走れていた。抜けるかもしれないと思い頑張っていたけれど、追いつくことができなかったのは悔しいです。スタートで大きく出遅れて、それが最後まで響いてしまいましたが、レースの内容自体は悪くなかった。自己ベストも出て、自分の走りのレベルを上げられたかなとは思います』 |