優勝/#3 藤井謙汰 TSR
『今回、岡田さんが参戦してくるのは知っていたので、小室さんと3台で混戦になると思っていました。レースは思ったよりペースが速くて、タイヤがたれてくるのが早く(コーナーの)立ち上がりで無理はできないなと思いました。(最終ラップの)90度コーナーは絶対、勝負だと思っていたので、自分の中では完全無欠のブレーキングをしたつもりでしたけれど(小室選手に)勢いよく刺されてしまった。でも小室選手がちょっとはらんで、イン側が空いたので、いつもより余分にシフトダウンして、加速重視で立ち上がりました。次は4連勝を狙っていきます』
2位/#2 小室 旭 TeamKOMUROwithHARC
『予選では2人(藤井、岡田)とタイムが離れていたので、決勝は、まず4秒台に慣れて離されないようにしようと思っていたんですが、始めのうちは全然、前に出るポイントが見つけられなかった。でも、最後まで待っていればチャンスはあるだろうと思っていた。ラスト2周の4コーナーで、アウトにはらみ飛び出してしまったけれど、また差を詰められたので仕切り直して、自分の抜くべきところでパスしていった。最終ラップでは謙汰が前に出てくるのは分かっていたので、謙汰がブレーキかけるの見てからブレーキングしようという気持ちで、どうにか修正できたと思ったんですが謙汰のリカバーが勝っていました』
3位/#45 岡田義治 新日本エナジー/プリミティブR.T
『立つ位置がちょっと違いますけれど、表彰台はうれしいです。去年は車両の開発もあり、思うようなレースができなかった。今年はプラスワンさんにバイクを借りて第3戦オートポリスと第4戦SUGOに出たんですけれど、ふがいない結果で終わってしまった。周りから“岡田は終わったな”と思われるのはいやなので、今回プリミティブさんから代役の話をいただき、チャンスをもらえてよかった。金曜日に初めてバイクを見て、いろいろセットを変えて、タイムは出るようになったけれど(表彰台の)一番上には立てなかった。もう少し時間があればぶっちぎりのレースができると思います』 |