優勝・新チャンピオン/#3 藤井謙汰 TSR
『金曜日に2分22秒台を出して大満足していたんですが、やっぱりレースで勝たなきゃダメだと思い直しました。決勝は岡田選手が絶対に来るだろうなと思っていたので、早いうちに抜いておこうと思いました。抜いたあとはペースが上がらなくてヒヤヒヤしましたが、ストレートは自分のほうが速かったし、スプーンカーブのブレーキングにも余裕がありました。チャンピオンが獲れたことより、金曜日に22秒8というタイムが出せた満足度のほうが大きいです。まだJ-GP3のレースが残っているし、回りの人のサポートがあってこそのレースなので、皆さんに感謝してJ-GP3のレースに挑みたいと思います』
2位/#45 岡田義治 プリミティブR.T
『ケンタが金曜日に2分22秒台を出したので、その時点で(決勝でトップに立ったとしても)引き離せる自信はなかった。後ろについてチャンスを伺おうと思っていた。予選で転倒してしまい12番手からのスタートになってしまったけれど、なんとか追いついてバトルができたから楽しかったかな。もちろん優勝も考えたけど、ラスト1周で(謙汰が)底力を出したというか、ちょっとペースが速くなったので、もう無理だと思った。(謙汰は)スプーンの立ち上がりが速くて、追いついても立ち上がりで離されてしまうので無理をしないようにした。謙汰に負けたことが一番悔しいですね』
3位/#18 松井洪弥 TEAM PLUS ONE
『予選順位も4番手で、岡田選手や藤井選手についていけると思っていなかったんですけれど、走っているうちに、なんとかいけるんじゃないかと思った。(岡田選手や藤井選手と)一緒に走らせてもらって勉強することもあって、タイムも上がったので、この3位はとてもよかったと思います。序盤はタイムが上がらなかったけれど岡田さんが前に出た時点で自分のペースも戻ってきた。三重県出身で、鈴鹿サーキットは地元なので、なんとか前に行きたいと思って決勝に臨んでいたんですけれど、ついていけてよかったです。今年は参戦2年目なので表彰台に上がりたいと思っていました。この最終戦で乗れたので、来年も表彰台を狙って頑張っていきたいです』 |