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SUPERBIKE RACE in SUGO


GP250

文部科学大臣杯 2011年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 SUPERBIKE RACE in SUGO
主催:スポーツランドSUGO(3,737.5m)
決勝レポート
DATE:2011-8-27
■開催日/予選・決勝:8月27日(土)  ■天候:晴/ドライ
■開催場所/宮城県・スポーツランドSUGO(3,737.5m) 

長島哲太がポールポジションから
ぶっちぎりで2連勝!

 午前中に行われた公式予選は霧雨が時折降る中、小室旭が持つレコードタイムを長島哲太がコンマ3秒更新。1分27秒512を叩きだしポールポジションを獲得した。

 決勝が始まるころには天候も回復。事前テストから群を抜く速さをみせていた長島はホールショットを決め、オープニングラップから2番手以下を引き離していく。2番手には小室、3番手には鳥羽蓮がつけ、しだいにトップ3台は、ほぼ等間隔の差を保ちながらの単独走行となっていく。

 その後方では阿部徹郎、松井洪弥、谷川壮洋、中本貴也、藤井謙汰らがレース序盤から激しい4番手争いを繰り広げる。接戦はチェッカーまで続いたが、確実にポジションを上げてきた藤井が14周目の馬の背コーナーで一気に2台をパス。このグループのトップに立つ。一方、一時は後続に約4秒の差をつけていた鳥羽はバックマーカーの処理に手間取り、最終ラップには集団に追いつかれてしまう。

 快調にラップを重ねた長島は最終的に2位に17秒5の差を付け優勝。2位の小室も単独走行のままチェッカーを受けた。最終ラップで鳥羽を交わした藤井が3位で表彰台をゲット。松井、谷川、中本、阿部が続いてゴール。3番手を走り健闘していた鳥羽は、最終ラップのシケイン立ち上がりでハイサイドを起こしポジションダウン、8位でチェッカーを受けた。

 
●ライダーのコメント

優勝/長島 哲太 Projectμ7C HARC
『(2位と)17秒も差があると思わなかったのでビックリしています。予選からタイムが出ていたので引き離すことはできるとは思っていました。予想通りのレースができてよかったです。ペースを上げようとしたら転びそうになったので、そこからはタイムを意識せず勝ちを狙ってペースを維持して走りました。(初優勝の)もてぎで勝ったときは安心感がどっと出て涙が出たけれど、今回は予選でレコードを更新して、決勝では、もっとタイムを縮めたかったので、うれしさもあるけど悔しさもありますね』

2位/小室旭 Team KOMURO with HARC
『予選から(長島と)タイム差があったので、予選の中で感じた問題点を決勝に向けてセットアップしていて、けっこういい方向にいった。決勝は、どうにかテツ(長島)に逃げられないようにと思っていたけれど、ちょっとずつ離れてしまい、マシントラブルも出てしまった。そこからはあまり無理しないように走りました。もしトラブルが出ていなくてもテツの走りはテストのときから群を抜いて速かったので、予想していた結果になったという感じですね』

3位/藤井 謙汰 F.C.C.TSR Honda
『セットアップが決まらず、事前テストから抱えていた問題が解決しないまま走っていました。初めはボクを含めて4台で走っていて、そのグループの前に出てからも余裕はなかった。そのあとは松井さんと谷川さんのスリップを使って2台いっぺんに抜くことができました。順位はよくないけれど(表彰台に上がれて)ひと安心したという感じです。日曜日もレースがあるので悪いイメージで迎えることにならなくてよかったですね』


GP-MONO決勝レース  

GP-MONOスタート

   
GP-MONO決勝レース  

#45長島哲太がレース開始からリードを広げる

     
GP-MONO決勝レース  

後方では激しい4位争いが繰り広げられる

     
GP-MONO決勝レース  

結局、後続に大差を付けて2連勝

     
GP-MONO決勝レース  

優勝:長島哲太(中央)、2位:小室旭(左)、3位:藤井謙汰

     
   
Photo:H.Wakita(c)
 
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