| Rd1 SUZUKA2&4 | Rd2 AP2&4 | Rd3 MOTEGI | Rd4 MOTEGI 2&4 | Rd5 SUGO | Rd6 AUTOPOLIS | Rd7 OKAYAMA | Rd8 SUZUKA |

SUPERBIKE RACE in KYUSHU


J-GP2

文部科学大臣杯 2011年 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 SUPERBIKE RACE in KYUSHU
主催:オートポリスサーキット(4.674Km)
決勝レポート
■開催日/予選:9月10日(土)、決勝:9月11日(日)  ■天候/予選:曇時々晴・ドライ 決勝:晴・ドライ
■開催場所/大分県・オートポリスサーキット(4.674Km) ■観客数/19,150人
(2日間)

中上貴晶が今回も圧勝! 4連勝を飾る!!

 公式予選で、ただ一人、1分53秒台に入れる、1分53秒311をマークしコースレコードを樹立した中上貴晶が今回も圧倒的な速さを見せた。ポールポジションからスタートした中上は、ホールショットを奪うと、そのままレースをリード。山口辰也、高橋英倫、関口太郎、宇井陽一、稲垣誠、野左根航汰と続き、オープニングラップを終える。この時点で、中上と山口との差は、1秒152あり、中上が、早くも独走態勢に入っていた。山口は単独2番手を走り、高橋をかわした関口が3番手に浮上してきていた。

 中上は、1分53秒台というハイペースで周回を重ね、2番手以下を引き離していく。一方、山口の背後には、関口が迫り、2位争いを繰り広げる。さらに後方では、高橋と稲垣が4位争いを展開していた。10周目の1コーナーでは、関口が山口をかわして2番手に浮上。その後も関口と山口は、ストレートで並び、お互いをけん制するバトルを展開していく。

 トップを走る中上は、まさに一人旅。2位に28秒以上の大量リードをつけ4連勝を飾った。2位争いは、関口が制し、山口が3位となった。4位争いは、高橋に軍配が上がり、稲垣が5位でゴールした。今シーズン、一番の仕上がりを見せていた宇井陽一は、6番手を走っていたが、14周目の第2ヘアピンでオーバーランを喫してしまう。その間に、野左根が前に出て6位でゴール。宇井は、7位となった。以下、生形秀之、野田弘樹、清水直樹、星野知也、中尾健治、朝比奈正と続いてゴールしている。

●ライダーのコメント

優勝/#634 中上 貴晶 MuSASHiRTハルク・プロ
『無事、連勝記録が伸ばせて、うれしいという気持ちと、目標としていたGP250のレコードタイムを破れなかった悔しさがあります。決勝のタイムも、周りが予想したぐらいのタイムしか出せていないので、これでは、世界に通用しないと思います。チームも後押ししてくれているので、その期待に応えたいですね』

2位/#15 関口 太郎 Team TARO PLUS ONE
『予選でマシントラブルが発生してしまい、セッション途中で止まってしまったので、マシンの確認作業ができていなかった部分がありました。そんな状況の中、チームスタッフが一生懸命、マシンをセットアップしてくれたおかげで、レースに臨めました。2位になれたのは、(中上とのリードを)最小限に抑えられました。中上選手の独走ばかりなので、何とか止めたいですね』

3位/#2 山口 辰也 TOHO Racing
『オートポリスは、好きなコースですが、初めてMD600を走らせたことで、改めて、モーターサイクルレースは、モノを使うスポーツなんだってことを考えさせられました。マシンのセットを煮詰めきれない状況の中で、思うように走れませんでしたが、着実に前進しています。関口選手との争いは、すごく楽しかったのですが、もっと速いタイムで走りたかったですね』


J-GP2決勝レース   レースは中上 貴晶がリードして始まった
     
J-GP2決勝レース   広言通り20秒以上の大差を付けて独走優勝した中上 貴晶
     
J-GP2決勝レース   関口太郎vs山口辰也のバトル
     
J-GP2決勝レース   表彰
優勝/中上 貴晶(中)、2位/関口太郎(左)
3位/山口辰也
     
Photo:H.Wakita/Y.Harada(c)
 
| Top |



(C)MFJ. All rights reserved.