山口辰也
『J-GP2はドライでテストができないままレースウイークを迎え、1から始めるような状況でした。どんなラップタイムが出るか分からなかったので、2009年にモリワキがMDを開発していたとき、岡山のレースに(森脇)尚護が出ていたので、その時のタイムを目安に、STのノーマルエンジンにピレリタイヤで出せたらいいなと思っていました。それに近いタイムが出せましたが、本当はもっと出したかったです。データが何もないので、決勝もデータ取りに徹して、最終戦に向けてセッティングを詰めることになると思います。もちろん勝てるチャンスがあれば勝ちたいし、そのために車両を買ったのですが、今はまだ戦える段階ではないですね。でもポテンシャルは高いバイク。まずは走り込んでセッティングを詰めることが必要ですね』
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