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R2-1 第7戦
鈴鹿スーパーバイクレース決勝

1999.09.05(日)


【特別編集】速報版!!

GP125 決勝超速報

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レース中盤に一度菊池選手に抜かれたものの、すぐにトップを奪い返し、トップでフィ ニッシュした仲城英幸選手。

スタートがうまくいったので仲城選手に追いつけたという菊池寛幸選手。

激しいバトルを繰り広げた仲城選手(中央)と菊池選手(左)。お互いの健闘をたたえ合う。


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鈴鹿ではグランドスタンドの目の前にあるパルテノンで行われるシャンパンファイト。

7台もが競り合う3位争いを制したのはHITMAN RC甲子園ヤマハの久保和寛選手。

雨の予選でポールを決めた鈴木基裕選手だが、快晴となった決勝では18位までポジジョンを落としてしまった。


仲城が菊池の追撃を振り切って3連勝で今季4勝目!!

 125ccの決勝レースは、4番手グリッドの稲毛田潤が好スタートからホールショットを奪って始まった。2番手の仲城英幸はスタートでやや遅れるが、マシンの伸びを武器に、2コーナー立ち上がりまでに稲毛田をかわしてトップに浮上。そのままオープニングラップから後続を上回るペースで逃げ切りを図ろうとする。

後ろでは、2番手争いが大集団で展開。稲毛田を先頭に、ポールの鈴木基裕、上江洲克次、久保和寛らが争うが、「思ったよりスタートがうまく決まった」菊池寛幸が、24番手グリッドからジャンプアップして早くも2周目には単独2位までそのポジションを上げてきた。これで3位争いへと変わった集団は、稲毛田、久保、上江洲、鈴木、古橋徹、永田健二、天野邦博、松浦光利の8台で争われる好バトルとなる。

レースが5周目に入ると、この集団は130Rでの稲毛田とさらに後続から上がってきた青山博一がからんで転倒するアクシデントにより大きく変化し、久保、上江洲、永田の3台がレース中盤から後半にかけて3位を争うことになる。その間、トップの仲城が菊池の追撃を許し、一旦は2番手に下がる。しかし、これは「自分のペースが走りの感覚よりも思ったほど伸びていなかったので、一旦菊池さんを先に行かせた」とレース後に自ら話していたように、仲城の冷静な戦略だった。結局、これで菊池のペースをつかんだ仲城は、次の10周目に再び菊池をパスすると、「何かは具体的に言えない原因」でペースの上がらない菊池を徐々に引き離しにかかる。

文字通り周回毎に順位を入れ替えるドッグファイトとなった3台による3位争いは、中盤を過ぎて後半に入ると、後続の藤岡祐三、さらに加藤徹、山本武宏、中村実、古橋徹までを含めて再び8台へと膨れ上がり、サイドBYサイドのバトルを展開。目の離せないレースとなった。そして迎えた最終ラップ、ヘアピン過ぎの200Rで加藤が一旦トップに立つが、後方から様子を伺っていた久保が130Rにかけて加藤に続く上江洲とのバトルのスキをついてシケインに集団のトップで進入。抜群に走っていたストレートスピードを活かして、最終コーナーから一気にコントロールラインを通過した。

4位には上江洲が入り、ビデオ判定となった5位以降は、永田、中村、加藤、藤岡となった。

レース後、ポイントランキングで2位以下に大きく差を付けた仲城は、タイトル争いに向けての質問に対し、「大人のレースをする」と述べた。


GP250 決勝超速報

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松戸選手のリタイアでポイント差がぐっと縮まり、逆転でのタイトル獲得に一歩前進した加藤選手。

市販マシンTZ勢が2位・3位を独占し、ちょっと違う顔ぶれとなった表彰式。

今シーズン2度目の優勝を決めた加藤選手。ファンからの“だいちゃん”コールに、ちょっと照れくさそうな表情。


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前回のSUGOで転倒、怪我を押しての鈴鹿入りとなった嘉陽哲久選手。9番手スタートから、3位とほぼ同タイムの4位でフィニッシュした。

スターティング・グリッドに向かう加藤大治郎選手。ホールショットを奪い、観客を沸かせた。

みし奈アナからのインタビューに、相変わらずのおトボケぶりを発揮する“だいちゃん” こと加藤大治郎選手。


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嘉陽選手とは0.01秒の僅差でコントロールラインを通過、3位をもぎ取った関口太郎選手。

スターティング・グリッドでインタビューを受ける2番手スタートの宮崎敦選手。


加藤大治郎、今季2勝目でタイトル争い激化。
松戸直樹は転倒リタイア!!

 250ccの決勝レースは、加藤大治郎が先行して始まった。その後に松戸直樹、そして2番手グリッドから宮崎敦も好スタートでこの2台の後ろから続く。しかし、松戸は早くもS字で大治郎をパスしてトップに立つ。3番手の宮崎がスプーンで遅れる中、大崎誠之、酒井大作、嘉陽哲久、宮崎、稲垣誠、関口太郎と続く。

 トップ争いは、松戸と大治郎の2台が後続より1秒速いペースで展開し、4周目には大治郎がトップに立ち、白熱する。3位争いもトップの数秒後ろで大崎、哲久、宮崎の3台により激しく繰り広げられている。酒井はやや遅れ始め、代わりに稲垣と関口がレース中盤になるとこの激しい3位争いに加わってきた。

 注目のトップ争いは、一進一退の攻防だったが、11周目、トップを走行中の松戸がS字でまさかの転倒。これで楽になった大治郎は、「後は自分のレースをするだけだった」とレース後のインタビューで語った通り、着実にトップを走り切り、第5戦もてぎに続いて今季2勝目を上げた。ノーポイントに終わった松戸とのポイント差は9まで縮まり、松戸に有利かと思われたタイトル争いがここに来て俄然面白くなりそうだ。

 今回は、レース中盤の松戸の転倒から単独走行となったトップの後方で行われた2位争いが激しく繰り広げられた。宮崎、哲久、関口、大崎、稲垣の5台で目まぐるしく順位を入れ換えながら周回を重ねた2位争いは、レース終盤に入り、大崎がやや遅れ、4台へと変化。そして最終ラップ、稲垣がデグナーカーブで転倒して戦列を離れると、残る宮崎と関口、哲久の争いとなって、スプーンカーブまでにスパートをかけた宮崎に対し、骨折の足をかばいながらも大健闘を見せる哲久と復帰2戦目となる関口がサイドBYサイドで激しくぶつかる。「シケインへの進入が良かったので、そこを勝負の場所と決めていた」という関口が哲久の前でシケインを立ち上がる。それに続いて、ストレートで伸びを見せるAC28Mを目一杯引っ張って最終コーナーを立ち上がる哲久。やや先行する宮崎に続いて、ほとんど並ぶようにしてコントロールラインを通過する関口と哲久だが、0.013差で関口が3位に入った。関口はクラス初表彰台。

 関口は、レース後の記者会見で、第4戦の鈴鹿の練習走行で転倒し、股関節の骨盤側を骨折。7月20日に退院後はリハビリを行い、第6戦SUGOから全日本に復帰したばかりだった。


SUPERBIKE/SN-K 決勝速報

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ウイニング・ランを終え、表彰台に向かう吉川和多留選手。

6台が絡む激しい接戦を終え、インタビューに答える伊藤真一選手。2位という結果には満足していない様子だ。

「(吉川)ワタルちゃんが速くて・・・」と笑って会見する梁明選手。


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「自分が勝てるとは思わなかった」という吉川選手。これでポイントランキングトップに躍り出た。

前回の鈴鹿大会でも優勝した吉川選手。鈴鹿・マイスターとなるか?

最後まで気の抜けない混戦となったSBクラスで、伊藤真一選手が2位を獲得した。


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ポールスタートの渡辺選手はスタートで出遅れたものの、最後まで先頭集団に食らいつき、4位フィニッシュと健闘した。

第3戦の筑波以降、表彰台の常連になっている吉川和多留選手。


吉川和多留、激しいトップ争いを制して鈴鹿2連勝!!
ランキングもトップに!!

 SB/S-NKクラスは、好調のスズキ勢の動向、特に初ポールの渡辺篤が注目された。その渡辺はスタートでやや遅れ、代わって先輩の梁明がホールショットと奪う。直後にはこちらも好スタートの吉川和多留と伊藤真一、渡辺は4番手でオープニングラップを終了する。その後ろには武石伸也が続いていたが、レース序盤に北川圭一、玉田誠に相次いでかわされて順位を落としてしまう。

レース序盤から中盤までは、伊藤、吉川、梁の3台がトップ争いで順位を争いながらもその後ろにいる渡辺、北川、玉田を含めた6台が一列になってトップ集団を形成していた。レース中盤に入ると、伊藤が玉田に抜かれて順位を落とすなどの動きがあるが、全般的にはこの6台のトップ争いはやや小康状態となる。しかし、そのペースは2分10秒台と速いペースで推移し、ワンミスで簡単に順位が入れ替わる状態で続いている。注目の渡辺は、伊藤をかわそうとするが、老練な伊藤はそれを許さない。レースが終盤に入る14周目以降、再び順位を落とした玉田と集団の最後尾にいた北川のペースが落ち始め、16周目にはトップ争いは完全に4台へと変わる。

 さらに周回遅れが大量に絡み始め、まず渡辺が遅れると、吉川を先頭とするトップ3台にも影響を与えた。その間にトップに立った梁だが、最終ラップに再び吉川にかわされて最終ラップに突入。その後ろに付いていた伊藤は、周回遅れの処理をやや手間取り、2台との差は若干ながら開いてしまう。「後ろからいつくるかと結構心配でした」とレースを振り返って話す吉川の言葉通り、梁は各コーナーで吉川と並ぼうとするが、どれも決定打にはならず、バックストレートではスリップストリームから吉川に襲いかかるが、逆に吉川にリードを許してしまい、シケインへ進入。吉川はインからの進入を心配しながらもトップでチェッカーを受けた。シケインでわずかなミスをした吉川をかわそうとアウトにはらんだ梁に対し、そのインを差した伊藤が「滑り込みで得た」と自ら語ったようにギリギリのところで2位を獲得。梁が3位となってもみ合うようにコントロールラインを通過した。

 吉川は第4戦鈴鹿200kmに続いて鈴鹿で2連勝。北川が5位に終わったため、ランキングトップに立った。「SUGOや会社のテストコースで開発してきたマシンなんだけど、何故か鈴鹿と相性がいいですね」というコメントを残している。タイトル争いについては、このまま競り合いながらドキドキしながら最終戦を迎えたいですね」と語った。


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