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R2-1 第3戦
筑波スーパーバイクレース

筑波サーキット(茨城県)

2000.05.12(金)-14(日)


【特別編集】速報版!!

GP125 決勝速報

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小山知良、全日本選手権参戦2戦目にして
初表彰台を初優勝で飾る!!

 予選日の天候不順で藤岡祐三が予選落ち、仲城英幸も29番手からスタートという波乱となった125クラス。ポールポジションは今期好調の柚木伸介、2番手に上江洲克次、3番手菊池寛幸、4番手笹島義久とフロントローに並ぶ。

 決勝日は朝方にかけてまだ雨が残っていたが、各クラスフリー走行開始頃には路面は乾き、黒い雲が広がっているものの、GP125クラス決勝レースは何とかドライでのレースとなった。

 スタートで飛び出したのは今回こそ優勝を飾りたい柚木、続いて菊池、上江洲と順当なもの。レース序盤はこの3台に加えて、小野真央、加藤直樹ら10台以上の混戦となった。一方の仲城は、レース開始後から怒涛の追い上げを開始。1周毎に着実に順位を上げてきていた。

 7周を過ぎたあたりからこの集団の後方から1台のマシンが抜け出す。5年振りのレースと言う予選8番手スタートの高橋泰明だ。高橋は5番手あたりまで上げた後、12周目には一気にトップに立った。さらに、全日本選手権2戦目、今回予選16位スタートの小山知良がこの争いに加わると後方から一気に順位を上げてきた仲城も3番手まで上げて、トップ争いはいよいよ混戦の度合いを増した。しかし、混戦の中で15周終わりの最終コーナーで仲城が転倒、また上江洲もスローダウンで戦列を離れると、トップ集団はバラバラになっていった。小山は菊池と高橋の2番手を巡るバトルを後目にじわじわと逃げ切りを図り、後続では少し離れて小野、加藤、柚木の3台が熾烈な4位争いを展開する。そして、結局小山がレース終盤に入って後続を離して、初優勝を飾った。2位に菊池、3位には高橋が入った。

 

 優勝した小山は、「今年の筑波戦で結果が残れば」と控え目なコメントを残しているが、いきなりホームコースの筑波で優勝の結果を残すことになった。更に目標は「同じチームの先輩、中野真矢さんの全日本選手権参戦初年度ランキングの12位」だったが、今回のレースを終えてからは「ランキング一桁を目標にします」とグレードアップしている。今後注目だ。


GP250 決勝速報

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再々スタートとなったGP250クラス決勝レース
波乱のレースを制したのは関口太郎

 GP250の決勝レースは、関口太郎がホールショットを決めてレースをリードし始めたが、その後コースを半周ほどしたシルコリンで転倒劇が発生。これに宮崎敦が巻き込まれる形となった。しかし、コース上に散乱した土などの清掃のためにレースは一時赤旗中断されることになった。スタート直後のアクシデントだったため、レースは振り出しに戻され、転倒した宮崎敦はその間にマシンを修復して再スタートすることが出来た。

 第1ヒート結果順のグリッドとなった再スタートでは、予選6番手の小野寺貴行が好スタートを見せるが、第1コーナーは酒井大作が制し、亀谷長純、大崎誠之、小野寺、関口、高橋英倫とヤマハ勢優勢で始まった。しかし、その直後の2周目に大崎が転倒して離脱、4周目に入ると亀谷が酒井をパス、トップに立ち、酒井、関口、宮崎と4台のトップ集団を形成。高橋と畠山泰昌がそれに続く。中冨伸一はその後ろだ。

 ところが、7周目に入って今度もシルコリン付近で転倒車両が発生。転倒車両の移動などのため、コースクリアのために再度赤旗が提示され、レースは中断した。これによりレースは2ヒート制となり、両ヒートの合算により順位が決められることになった。2ヒート目は残り24周となった。そして、再々スタート。今度も酒井が好スタートを切るが、2周目には高橋がトップに立ち、酒井と後方から追い上げてきた中冨、亀谷、関口、宮崎、畠山らがトップ集団を形成。5周目に入ると激しい突っ込みで追い上げてきた中冨がトップに浮上した後は、中冨を先頭に関口、酒井、宮崎の4台がトップ集団に変わった。13周目に宮崎は一旦トップに立つが、その直後に1コーナーで転倒、再スタートするものの戦線からは離脱してしまう。そのアクシデントで再びトップ集団は中冨、関口、亀谷、酒井、畠山と変わった直後、今度は亀谷が転倒して4台のトップ争いに。その後は中冨がトップを死守し、2番手関口、3番手畠山、4位には酒井が入って第2ヒートは終了した。

 第1ヒートとの合算の結果、第1ヒートで3位だった関口が総合優勝、2位には同7位の中冨、3位に同5位の畠山が表彰台に上ることになった。雨の予選でセッティングが決まらず19位というまったく不本意なグリッドからスタートした嘉陽哲久は、第1ヒートで12位まで追い上げ、第2ヒートでも追い上げを見せたが、総合7位で終わっている。


SUPERBIKE/SN-K 決勝速報

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絶好調井筒仁康、全日本選手権SB初優勝
WSBから3連勝を飾る!!

 スケジュールが1時間15分程度遅れて始まったスーパーバイク/スーパーネイキッドクラス。他の2クラスがヤマハ独占のため、俄然吉川和多留のスタートに注目が集まった。その期待通り、吉川は5番手グリッド、アウト側から怒涛のスタートを見せ、ホールショットからレースをリードする構えを見せた。その直後に梁明、井筒仁康、玉田誠、芹沢太麻樹、山口辰也、伊藤真一と続く。しかし、伊藤にジャンプスタートによる黒旗が提示され、ピットストップのペナルティを受け大きく順位を落としてしまう。

 レース序盤は吉川、梁、井筒、玉田の4台がトップ集団となり激しいバトルを展開する。WSBで2連勝を挙げ、絶好調の井筒が梁をかわし、さらに吉川をもかわしてトップに立ったのは、11周に入る頃だった。トップに立った井筒は、直後に迫る梁と激しいドッグファイトを展開。周回遅れが絡んでワンミスが命取りになるレース終盤、吉川が完全にトップ争いから遅れ、争いは、井筒、梁、そして玉田の3台に絞られた。その中で25周目あたりに「なかなか引かなかった」ので一旦梁にトップを譲った井筒だったが、その直後に梁は手を上げマシンをスローダウンさせてしまう。その横を通りすぎる井筒と玉田。この時点でトップ争いは井筒と玉田の一騎討ちとなった。

 残り周回を周回遅れのマシンを挟みながら続く両者の争いだったが、結局そのまま井筒が逃げ切って喜びの全日本選手権初優勝を飾ると同時に、カワサキにドライでの久々の勝利をもたらしたのだった。玉田は2位で連続表彰台、3位には吉川が入った。

 井筒はレース後のインタビューで「このコースはタイヤの消耗が激しいので、この間のWSBよりキツいくらいだった。タイヤがタレてからが勝負だと思っていた」と話している。

 一方のスーパーNKクラスでは、鶴田竜二が優勝、2位にVTRを駆るブロック・パークス、3位には戸田隆が入賞した。


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