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R2-1 第4戦
キャビンスーパーバイク200km
鈴鹿サーキット(三重県)

2000.05.26(金)-28(日)


GP250 予選レポート

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亀谷長純がP.P.獲得

関口太郎

嘉陽哲久

酒井大作


亀谷長純がぶっちぎりのタイムで
ポールポジションを獲得!

  今回のレースが3戦目となるGP250クラスは、毎回5台以上のライダーがトップ争いを繰り広げる大混戦となっている。金曜日の公式練習では、優勝候補の一人と目されていた大崎誠之が午後の走行の開始直後に最終コーナーで転倒。左手の小指と薬指、右腕じん帯、背骨を痛め残念ながら欠場となってしまった。

 公式予選は、朝からあいにくのレインコンディションとなってしまった。1回目のタイムアタックでは、ポイントリーダーの中冨伸一が唯一2分30秒に突入。30秒243でトップに立つ。以下、31秒台に関口太郎、酒井大作、32秒台に高橋英倫、亀谷長純と続く。そして、予選2回目は、まず関口が5周目に30秒665を出し、予選2回目のトップに躍り出るが、総合での予選2番手は変わらず。その直後に宮崎がタイムを縮め、関口を上回る。さらに、それを稲垣誠が上回る目まぐるしい展開。だが、この戦いに終止符を打ったのが亀谷だった。亀谷は8周目に29秒台をマークし、総合でもトップに立つと、翌周には、28秒501をたたき出す。さらにタイムアタックを続けた亀谷だったが、最終コーナーで転倒。幸いケガはなく、初めてのポールポジションのグリッドから初優勝を目指すことになる。2番手に宮崎、3番手に稲垣と続いた。中冨は予選2回目にタイムを更新できず4番手となった。前回のウィナーである関口は、ダンロップコーナーで転倒し、5番手で予選を終了した。

「TZは初めから、いい感じで乗れているけど、走っている時間がまだ少ない。鈴鹿に関しては、ドライよりウェットの方がデータがあるので、決勝はどちらかと言えばウェットの方がいい。でも、どちらでも、優勝をねらっていきたい」(亀谷)

[佐藤 寿宏]


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