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R2-1 第7戦
キャビンスーパーバイクレース
鈴鹿サーキット(三重県)

2000.09.01(金)-03(日)


GP250 予選レポート

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逆転でP.P.獲得、大崎誠之
宮崎敦も2番手から優勝を狙う
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3番手には中冨伸一
NSRの嘉陽哲久は13番手だ

ねらうのは優勝のみの大崎誠之
鈴鹿リベンジなるか!?

 第6戦SUGOでは、中冨伸一が3勝目を挙げ、やや抜け出した感がある。しかし、全日本ロードレースは今回の鈴鹿を含めて5戦ある。まだ2000年シーズンも半分残っているということだ。それだけに、まだタイトルの行方は分からない状況だ。

 金曜日から鈴鹿は、気温、湿度、共に高く、うだるような残暑に見舞われた。予選1回目は、金曜日の公式練習で11秒台をマークしている宮崎敦と大崎誠之がリードする。まず、4周目に大崎が11秒967をマークすると、宮崎も同じく4周目に11秒315をたたき出し、トップに躍り出る。この二人に割って入ったのが、ランキングトップの中冨だった。中冨は11秒912で、わずかに大崎を上回り2位に上がる。しかし、ラストラップに大崎が11秒534をマークし2番手。中冨が11秒795と、タイムを縮めるが、興梠義則が11秒763をマークして3番手にすべり込んだ。結局、宮崎のタイムを上回る者は現われず、暫定ポールポジションを獲得した。

 予選2回目は、多くのライダーがタイムを更新する。大崎、中冨、酒井大作、榊原礼視、稲垣誠と11秒台に突入。だが、1回目に宮崎がマークしたタイムを破る者は現われず、このまま宮崎のポールポジションとなるかと思われた。しかし、大崎が最後のアタックで11秒049をたたき出し、逆転でポールポジションを獲得した。2番手に宮崎、3番手に中冨、4番手に興梠と続き、この4台がフロントロウに並んだ。2列目には、酒井、榊原、稲垣、関口太郎と続いた。

 レースは、大崎が逃げ、それをSUGOの事前テストでのケガが癒えていない宮崎がどこまで追えるかだろう。中冨も大崎についていくことができれば、持ち前のレイトブレーキングで勝負ができるはずだ。レースのカギは大崎が握っている。

[佐藤 寿宏]


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