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R2-1 第8戦
筑波スーパーバイクレース
筑波サーキット(茨城県)

2000.09.15(金)-17(日)


全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦
公式レポート

■開催日/予選:9月16日(土)、決勝:9月17日(日) ■天候/予選:曇りのち雨、決勝:曇り時々雨■開催場所/筑波サーキット(2070m)■観客数/予選・決勝:9,820人


不安定な路面状況のレースを井筒仁康(カワサキ)が制し今季5勝目

台風と前線の影響で、不安定な天候の中で開催された全日本ロードレース第8戦は、全クラスが雨に翻弄された。スーパーバイクでは、5台によるトップ争いを井筒仁康(カワサキ)が制し、今季5勝目。初のタイトル獲得へ向け大きく前進した。GP250は、ポイントランキング首位の中冨伸一(ホンダ)が、最終ラップまで関口太郎(ヤマハ)との激しい争いを制し、今季4勝目。GP125は、途中から振り出した雨のために2ヒートレースとなり、18歳の小山知良(ヤマハ)が第3戦筑波に続いて総合優勝を果たした。


予選レポート


■スーパーバイク
 筑波サーキットのコースレコード57秒150は、5月の第3戦で井筒仁康(カワサキ)がマークしたものだ。ドライコンディションで行なわれた予選1回目、ファクトリー勢が続々と57秒台に入れる中、予選中盤で辻村猛(ヤマハ)が57秒425でリーダーボードのトップに立つ。続いて井筒がこのタイムを破り、自らのコースレコードに迫る57秒290をマーク。しかし、30分で行なわれる予選の終盤、ランキング2位につける梁 明(スズキ)が着実にタイムを縮め57秒021を叩きだし、5戦連続逆転のポールポジション。コースレコードを樹立した。午後からの予選2回目スタート早々から雨が降り始め、グリッドは1回目のタイムで決定した。雨の予選2回目では、各車ともレインタイヤに履き変え、明日の決勝へ向けてセットアップを進めた。



■GP250
 予選1回目A組は、まず大崎誠之(ヤマハ)が58秒155をたたき出しトップに立つ。青山博一(ホンダ)、中冨伸一(ホンダ)が58秒台のタイムでそれに続く。1回目B組のアタックでは、亀谷長純(ヤマハ)が58秒161、稲垣誠(TSR)、関口太郎(ヤマハ)と続くが、届かず大崎が暫定ポールポジションを獲得。雨が心配された予選2回目、まず、中冨が4周目に58秒台に突入し、大崎もタイムを詰めていく。予選終了間際の19周目、中冨が大崎の1回目のタイムを破る58秒149を出す。B組2回目は、途中から雨が降り出し、ほとんどのマシンがピットイン。1回目のタイムを更新することはできなかった。中冨は今季初のポールポジション。2番手が亀谷、3番手が大崎、4番手 稲垣誠(TSR)がフロントロウに並ぶことになった。



■GP125
 GP125の公式予選は、いきなり好タイムがマークされる。A組の予選1回目、まず上江洲克次(ヤマハ)が7周目に1分00秒080をマークしてトップに立つ。しかし、上江洲は、その直後にマシントラブルが発生し、ピットイン。その直後、16歳の高橋裕紀(エンデユランス)が59秒923をたたき出し、トップに浮上。A組トップのまま予選1回目を終了する。予選2回目でも高橋は、1回目のタイムを上回らなかったもののA組トップタイムをマークする。B組2回目では、菊池寛幸(ホンダ)が59秒950をマークするものの、高橋のタイムにはわずかに及ばなかった。全日本1年目の高橋が、初めてポールポジションを獲得した。以下、菊池、上江洲、山本武宏(ホンダ)と続いた。



決勝レポート


■スーパーバイク
井筒仁康(カワサキ)が優勝
徐々に乾き始める路面で巧みなレースを展開し 今季5勝目

 スーパーバイクのスタートのころには、ライン上は半乾き状態。スタートはポールポジションの梁 明(スズキ)、これに井筒仁康(カワサキ)、芹沢太麻樹(カワサキ)が続く。第2グループは吉川和多留(ヤマハ)、加賀山就臣(スズキ)、辻村猛(ヤマハ)、山口辰也(ホンダ)、伊藤真一(ホンダ)が続く。4周目に井筒が梁を1コーナーの入口でかわしトップに立ちレースをリードする。しかし、13周目に井筒が同じ1コーナーでオーバーラン、3位に順位を落とす。第2集団では同じ13周目、辻村が加賀山をパスして4位に浮上。この直後、14周目の1コーナー立ち上がりで加賀山が転倒。その後、辻村と、吉川と山口を抜いて辻村の背後に付けていた伊藤が、ペースの上がらないトップグループに急迫する。17周目、今度は梁が1コーナーの進入でオーバーラン、この隙に芹沢がトップに立ち、辻村と伊藤がトップの3人に追いついた。20周目、井筒が1コーナーで再び先頭に立ち、翌21周目には周回遅れがからんだ1コーナーの入口で梁が2位に浮上。芹沢は辻村、伊藤にもかわされ5位に落ちた。ライン上が乾き始めた24周目から井筒がペースアップ、梁も井筒を追ったが届かず、このままの順位でチェッカーとなった。しかし、梁は黄旗追い越しのために2.5秒加算され、井筒、辻村、梁の順となった。辻村はスーパーバイク初表彰台を獲得。


ライダーコメント

優勝 井筒仁康:
タイヤは迷わず前後ともスリックにした。スタート直後は、路面状況がわからずペースが上がらなかった。1度前に出てみたが、1コーナーで少し突っ込みすぎたらラインをはずれ、水にのってしまった。後ろにつくと抜きにくいと思ったが、梁さんのタイヤがきつそうだったので、前に出てラスト5周で抑えようと思った。

2位 辻村猛(正式決勝結果前のコメント):
3位に上がったのがわかったので、あきらめず、あわよくばと思ったらミスが多くなり、ついていけなくなった。今まで、スタッフの皆さんが支えてくれたし、やる気を出させてくれた。表彰台までは長かったが、この入賞は、自分の中では第一段階をクリアしたと思っている。頑張ります。

3位 梁 明(正式決勝結果前のコメント):
前を走る方が有利だったので、前に出てペースを上げようとしたら、ラインを大きくはずしてしまい順位を下げてしまった。柔らかいタイヤを選んだが、思っていたより路面が乾いたので、中盤からタイヤが消耗してしまった。その後は、前についていくのがやっとだった。



■GP250
中冨伸一が今季4勝目 タイトルを射程に捕らえる

 ホールショットを奪ったのは亀谷長純(ヤマハ)。これに稲垣誠(TSR)、関口太郎(ヤマハ)と続く。中冨伸一(ホンダ)はやや出遅れるが、1周目に4位まで順位を挽回。さらに中冨は、稲垣を2周目にかわし3番手に上がる。序盤は、亀谷を先頭に関口、中冨、稲垣がトップグループを形成。やや間をあけて、青山博一(ホンダ)、酒井大作(エンデュランス)、嘉陽哲久(ホンダ)、大崎誠之(ヤマハ)が4位争いを繰り広げていた。4周目の1コーナーで関口が亀谷のインを突きトップに浮上。中冨も亀谷をかわし、2位に上がると、さらに5周目の最終コーナー進入で関口を抜いてトップに立つ。この後、中冨と関口が抜け出し、一騎打ちの様相を呈す。後方では、3位の亀谷に大崎が追いつき、この2台も一騎打ちとなる。中盤からバックマーカーが出現し、この影響で順位が入れ替わるが、最終ラップの1コーナーで勝負を仕掛けた中冨が今季4勝目を飾る。関口は惜しくも2位。3位争いは、27周目に亀谷をかわした大崎が制し、GP250クラスで初めて表彰台に上がった。


ライダーコメント

優勝 中冨伸一:
作戦はまったくなかった。ラストラップは“隙あらば"と思っていて、それが1コーナーだった。とにかくバックマーカーを処理するのが大変だった。最後に少しミスがあったが、勝ててうれしい。

2位 関口太郎:
ラスト2周で、うまくバックマーカーを使って前に出ることができた。最終ラップの1コーナーは、絶対に仕掛けてくると思ったので、ブロックラインを通ったが抜かれてしまった。悔しいレースだった。

3位 大崎誠之:
やっと250で表彰台に上がれた。今回は、絶対完走したかったので、無理はしなかった。亀谷選手をなかなか抜けなくて、トップグループに離されてしまった。次回は、もっと暴れたい。



■GP125
レース途中からの雨で2ヒート制に
総合で小山知良(ヤマハ)が筑波で2勝目

 昨夜の雨で濡れてた路面も125のスタートのころには乾き、一部ウエットパッチが残るコースコンディションでレースはスタートした。ホールショットは予選3番手の上江洲克次(ヤマハ)、これにポールポジションの高橋裕紀(エンデュランス)、予選2番手の菊池寛幸(ホンダ)の3台が続き、トップグループを形成する。3周目、菊池が最終コーナーの進入で上江洲を抜きトップに浮上。予選4番手の山本武宏(ホンダ)、内田剛(ホンダ)、前回の筑波で優勝した小山知良(ヤマハ)、仲城英幸(ホンダ)がトップグループに加わった。9周目、高橋が上江洲をかわして2位に、同じ周、仲城が4位にあがった。12周目、さらに仲城は上江洲をも抜き去り、3位にあがった。しかし15周目、突然雨が降り始め、中盤で10台のマシンが転倒したため赤旗中断、レースは2ヒートで行なわれることになった。約30分後、雨の中で再スタートした2ヒートは、14周目の順位でスタートした。菊池が好スタートしたが、2周目に高橋が、3周目に山本が、4周目に小山がトップに立つ目まぐるしい展開だ。4周目の最終コーナー立ち上がりで山本が転倒、リタイア。小山が逃げ、これを高橋、菊池、仲城が追う。10周目、仲城が菊池をかわして2位に浮上。結局、小山が4秒強の差をつけトップでチェッカーを受けた。総合で18歳の小山が優勝しランキングトップに踊り出た。2位に35歳の菊池、3位は16歳の高橋。


ライダーコメント

優勝 小山知良:
ストレートはホンダ勢の方が速かったし、ドライのサスセッティングが決まっていなかったので、雨になって助かった。残り3戦、ノーポイントのレースをなくして、チャンピオンを取りたい。

2位 菊池寛幸:
ドライであのままレースが続いていれば、勝てたのではないかと思う。レインのセッティングが手探りの状態だったので、(2ヒート目の)1周目に後続を抑えきれないと判断して、表彰台ねらいに切り替えた。

3位 高橋裕紀:
走っていて、レースが作られていることを感じたが、そのまま走り続けるしかなかった。マシンのセッティングは出ていたが、タイヤのセレクトに迷った。初めての表彰台はうれしいが、もっと上にあがりたい。



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