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R2-1 第9戦
SUGOスーパーバイクレース
スポーツランドSUGO(宮城県)

2000.09.29(金)-10.01(日)


【特別編集】速報版!!

GP125 決勝速報

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混戦の125ccクラスは好調の小山がホールショットを奪った。

ベテラン・仲城(#1)に食らいつく新鋭の高橋(#72)、小山(#71)。

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レース終盤に激しい5位争いを演じたjhaの柚木(#9)と加藤(#35)。

ルーキー・高橋裕紀がR2-1初優勝をポールトゥウインで決めた。


高橋裕紀、ポールtoウィンで全日本初優勝を飾る
タイトル争いはまだまだ続く!!

 125クラスは、最もタイトル争いが混迷しているクラス。その争いをリードする小山知良が決勝レースのスタートでホールショットを奪った。しかし、その後2~3コーナーにかけて仲城英幸がトップを奪い、P.P.スタートの高橋裕紀と3台でトップ争いを形成する。その後方では、山本武宏、上江洲克次、菊池寛幸、加藤直樹、柚木伸介、小野真央と続く集団となる。

 レース序盤、仲城は2番手の小山以下を引き離そうとするが、レース中盤までに後続から追い上げてきた菊池寛幸と山本武宏がこの集団に加わり、トップ集団は5台となった。その後トップに立った高橋と仲城が激しくトップ争いを展開。その間に菊池が小山をかわして3位に浮上。トップ争いは目の離せないものとなる。さらに後方では加藤も抜け出して、このトップ集団に加わる勢いを見せ始めていた。

 レースが後半に入ると、トップの高橋が2番手以下を徐々に離し始める。2位以下はこの時点で混戦。仲城、小山、菊池、そして加藤を加えた4台、さらに柚木もこれに加わるペースで追い上げを見せる。しかし、その中から仲城がやや抜け出し、2秒近く前を走る高橋を追い始めた。周回毎にその差をじわじわと縮める仲城は、その差をコンマ8秒あたりまで詰めた17周目、3コーナーで転倒してしまう。

 この後、残り4周弱を無難に走り切った高橋が、2戦連続のポールポジションからスタートし、見事全日本選手権初優勝を飾った。仲城の転倒で3位争いから2位争いに変わった小山、菊池の争いは、最終周回に向けて激しさを増すが、小山が逃げ切って2位表彰台、その小山とタイトルを争う柚木は、チームメイトの加藤をきわどくかわして4位に入った。これで、小山のポイントは132、柚木が115となり、その差は17に広がって、第10戦TI大会を迎えることになる。


GP250 決勝速報

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ロケットスタートを決めた関口(#8)に酒井(#9)、中冨(#100)が続く。

8番手争いでは小野寺(#12)を嘉陽(#3)が巧みにブロック。

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最後まで気の抜けないレース展開だったが、優勝でタイトルを決めた中富。

表彰台では久しぶりの笑顔を見せた中富。「チャンピオンより、ただ勝つことだけを意識していた」


中冨が優勝し、2000年タイトルを獲得!!

 中冨伸一が青山博一に53ポイントの差を付けて迎えた第9戦SUGO。このレースで青山に1ポイントでも上回れば中冨の2000年全日本選手権GP250クラスの初タイトルは決まる。しかし、「勝って決めたいですね」と予選終了後に語っていた中冨は2番手スタートだったが、やや遅れてしまう。ホールショットを奪ったのは、4番手スタートの関口太郎。続いてこちらも好スタートの酒井大作そして稲垣誠、宮崎敦、中冨、亀谷長純、大崎誠之、嘉陽哲久、中村実、青山博一のオーダーでレースがスタートした。

 中冨はレース序盤から順位を回復し、5周目には遂にトップに立つが、青山も周回毎に順位を上げ、4番手に浮上。この時点のオーダーは中冨を先頭に、関口、酒井、青山、稲垣、大崎で、ここまでがトップ集団に変わっていた。後続集団からは地元、中村実が単独で追い上げを見せている。

 8周目、青山が関口をパスして2位に浮上すると、中冨を追撃に入る。しかし、青山は馬の背でオーバーラン気味となり、再び3位へ後退すると同時に、トップとの差を広げてしまうことに。その間、中冨はトップを維持しながら着実に周回を重ねる。それでもレース中盤以降、再び関口の背後に迫った青山は、13周目には再び2位にポジションを上げると、再度中冨に挑みかかる。後方では大崎もペースを上げてくる状況。

 15周目に完全に中冨を捉えた青山は、16周目の1コーナーで中冨をかわして、このレースで初めてトップに立つ。しかし、中冨が再びトップに立ち、青山、稲垣、そして遅れた関口をかわした大崎の4台が最終ラップに突入。

 その中でも中冨、青山の2台は、サイドBYサイドで最終ラップも激しいバトルを展開するが、結局中冨が逃げ切って優勝、堂々の2000年全日本選手権GP250クラスのタイトルを獲得した。3位表彰台は、フィニッシュライン直前で大崎が稲垣に0.001秒差を付けて勝ち取った。


SUPERBIKE/SN-K 決勝速報

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6周目にトップに立った吉川(#1)。梁の背後には8周目に3番手に浮上した井筒が迫る。

伊藤(#4)を追う玉田(#100)だが、なかなかペースが上がらず、8位でチェッカーを受けた。

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SUGOを得意とする梁。優勝を決め、井筒のタイトル決定にまったをかけた。

S-NKクラスでは独走のB.Parkesだったが、23周でレースを終えてしまった。


梁明、吉川和多留の追撃を振り切ってSUGOで4連勝
SBクラスのタイトルは第10戦TI以降に持ち越し

 井筒仁康が2位の梁明に42ポイント差を付けてランキングトップのまま迎えたSUGO。ポールポジションは吉川和多留に奪われたものの、2番手スタートの梁は、好スタートでホールショットを奪う。続いて吉川、芹沢太麻樹、加賀山就臣、辻村猛と続き、予選7番手スタートの井筒仁康がその後に付ける。

 レースは序盤から、梁と吉川の息詰まる争いが続いた。その間にも井筒はじわじわと順位を上げ、6周目には早くも芹沢も前、4位までポジションアップ。この周に吉川にトップを奪われた梁と加賀山を挟んだ形となった。さらに8周目には加賀山もパスした井筒は3位に浮上、直前の梁を追う展開となる。しかし、その後は吉川、梁の2台が後続との差をやや広げ、レース中盤を過ぎる頃には、再びトップに立った梁と吉川のトップ2台と、3位集団の井筒、加賀山、北川圭一と少し離れた辻村との間隔は大きくなる。

 レース終盤、辻村は突如スローダウンし戦線を離脱、井筒もペースが上がらず、北川、加賀山に続けてかわされて5位に順位を落としてしまった。その間も順位こそ変わらないが、梁と吉川のトップ争いは続き、いよいよファイナルラップに突入した。最後の勝負となるシケインで、インをブロックする梁に対し、アウトからかわそうとする吉川が接触するほど激しくぶつかり合ったが、そのまま梁が逃げ切って、今季3勝目、SUGOでは昨年から負けなしの4連勝を飾った。3位には終盤追い上げた北川が入った。

 このレースを井筒が5位で終えたことで、順位には変わりがないが、ポイント差は井筒の171に対して梁が143と28ポイントまで大きく縮まった。これで2000年SBのタイトル争いは、第10戦TI以降に持ち越された。

 SNKクラスでは、鶴田竜二がクラス優勝、出口修が2位になり、こちらもタイトル争いの決着はTI以降となった。


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