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R2-1 第11戦 |
2000.11.03(金)-05(日) |
2000.11.07(火)更新 |
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2位入賞の小山が2000年GP125チャンピオン獲得!! |
最終戦までもつれ込んだGP125クラスのタイトル争いは、小山知良と菊池寛幸に絞られたが、今回のレースで菊池が優勝しても、小山がポイント圏内でゴールすればタイトルが決まる状況。 その中でP.P.を獲得した仲城英幸は、予選4番手から絶妙のスタートを切った後輩の柚木伸介をかわして、決勝レースのオープニングラップをトップで戻ってきた。予選2番手の小山は7番手、予選5番手の菊池は4番手で1周目のコントロールラインを通過する。優勝するしかない菊池は、その後ポジションを3位へと上げ、仲城、柚木とともに3台のトップ集団を形成する。レース序盤、後続では、加藤直樹を4番手に、高橋裕紀、小山らがレースを展開する。 しかし、7周目に2位を走っていた菊池が90度コーナーで転倒すると、仲城がそれに影響を受けた柚木を離し、差を広げる。この時点で小山の2000年タイトルが確定した。そして、後続集団の中から加藤、小山が抜け出し、柚木の3台が2位争いを展開。中盤に入ってペースの上がらない仲城に対し、2秒近く速いペースでバトルを繰り広げながら、トップを独走する仲城との差を縮めていく。さらには16周目にファステストラップをマークする走りで、藤岡祐三もこれに加わる勢いを見せる。 トップ仲城との差を周回毎に詰めていく集団は、中でも優勝してタイトル獲得に華を添えたい小山が一気に仲城に迫り、16周目にトップに浮上。加藤も続けてパスすると、仲城を3番手に僅差で柚木、藤岡と続いてファイナルラップに突入した。そして、ダウンヒルストレートで小山の横に並んだ加藤は、インから小山をパス。最終コーナーで横並びになった加藤と小山は、横並びのままフィニッシュラインを通過するが、結局、加藤が初優勝を遂げた。柚木が3位、最後に仲城をかわした藤岡が4位でチェッカーを受けている。 |
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シーズンの最後を締めくくる |
予選でP.P.を獲得した大崎誠之は、ウォームアップ走行で転倒。影響が心配された。決勝レースでは、フロントロー3番手の嘉陽哲久が絶妙のスタートを見せ、ホールショットを奪うとオープニングラップをトップで戻ってきた。2位には僅差で中冨伸一、そして大崎、稲垣誠、青山博一、野田弘樹、酒井大作、亀谷長純。関口太郎、宮崎敦と一列で続く。 序盤、前回のもてぎでクラス初優勝を遂げている青山が、後続から急激な追い上げを見せ、3周目には90度コーナーからビクトリーコーナーにかけて中冨をもかわし2位浮上。しかし、直後の最終コーナーで青山の転倒に続いて中冨も転倒。青山はリタイアしてしまう。中冨は再スタートするが、結局9周目にレースをリタイアした。これで、序盤から中盤にかけてのトップ争いは、約1秒のアドバンテージを持つ嘉陽に続き、野田、大崎、酒井の3台が追う展開へと変わった。ところが、8周目には大崎が転倒、再スタートを切るが順位を落としてしまう。その後、9周目に3位に浮上した酒井と野田は嘉陽を追うが、嘉陽は中盤からペースを55秒台に上げてスパート。この2台を徐々に引き離していく。 レース後半、ほぼ独走体制を築いた嘉陽に対し、2位争いが白熱する。後方から追い上げてきた亀谷と宮崎が、酒井、野田の2位争いに加わってきたのだ。激しいバトルの末、14周目には亀谷が2位に浮上。じわじわと後続を引き離していく。 結局、嘉陽は2位以下に6秒以上の差を付けて、今季初と同時に、全日本通算でも初となる待望の優勝を遂げた。2位には亀谷、3位には酒井が入り、今シーズン最後のレースを終えた。チャンピオンの中冨、2位の青山まで確定していたランキングは、今回の優勝で嘉陽が逆転で3位となったことで、嘉陽は今シーズンを締めくくると共に、来季へ向けて良い形でシーズンを終えることができたようだ。 |
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井筒仁康が2000年SBチャンピオンに輝く。 S-NKクラスは鶴田竜二がチャンピオンに!! |
今年のSBクラスとS-NKクラスのタイトル争いが持ち越されたスーパーバイクの決勝レースは、オープニングラップを加賀山就臣が制して始まった。しかし、2周目には早くも予選2番手の伊藤真一がトップに浮上し、加賀山、梁明、芳賀紀行、玉田誠、岡田忠之、吉川和多留のオーダーでレースが進行していく。今回、梁明に17ポイント差を付けてタイトルを狙う井筒仁康は11番手。しかし、梁が優勝しても井筒は8位に入ればタイトルが決まる状況で、このままレースが進めば、井筒のタイトルは決定することになる。しかし、その中で、梁は4周目の90度コーナーでオーバーラン、5位へと順位を落としてしまう。 その後、伊藤は、後続をやや離しながらトップを維持するが、後続では、9周目に玉田、芳賀が相次いで加賀山をパスして、それぞれに順位を上げる。2位に浮上した玉田は、その後伊藤に急接近し、レースが後半に入った14周目には遂にトップを奪う。その間に、2番手の芳賀とは4秒以上の差が出来ており、レースはこの2台のマッチレースとなった。タイトル争いの主役を務める井筒は11番手、梁は順位を少し落として7番手と、このまま進めば井筒のタイトル決定が近付いてきていた。 ホンダの新旧ファクトリーマシンによるトップ争いは、終盤に向かって目の離せないものとなった。17周目には再び伊藤がトップを奪取。周回遅れも絡む中で、着実にトップをキープする。しかし。玉田も狙いすましたように、ピタリとテールに付いている。その間、何度も玉田が伊藤のインを差しかける場面も見られたが、いずれも前には出ないまま迎えた最終ラップ。玉田は4コーナーでインから伊藤をパス、再びトップに浮上する。そしてそのままトップを守り切り、優勝を飾ったのだ。2位に伊藤、3位に芳賀が入賞。以下、岡田忠之、吉川の順でチェッカーを受けた。 結局、2000年のSBクラスタイトル争いは、梁が8位、井筒が9位となってことで、井筒の頭上に輝いた。最後までもつれ込んだタイトル争いを制した井筒は、表彰台で言葉を詰まらせる場面もあった。 一方、S-NKクラスは、抜群の速さを活かした出口修が、予選16番手からスタート。総合12位、S-NKクラストップでチェッカーを受けて優勝した。しかし、鶴田竜二も総合15位でチェッカーを受け、S-NKクラスで2位表彰台を獲得したため、2年目となるS-NKクラスのチャンピオンは鶴田が獲得した。 |
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