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R2-1 第11戦
MFJ-GPスーパーバイクレースinもてぎ
ツインリンクもてぎ(栃木県)

2000.11.03(金)-05(日)


GP250 予選レポート

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今季6度目のP.P.からスタートし優勝したい大崎誠之

すでにゼッケン1を付けた中冨伸一は2番手スタートだ

嘉陽哲久が3番手グリッドを得て、初優勝を狙う

速さが結果に結びついていない稲垣誠は4番手スタート

大崎誠之、6度目のポールポジション
なるか悲願の初優勝

 2000年シーズンもいよいよ最終戦を迎えた。公式予選の行なわれた土曜日は、快晴のもとでのタイムアタックとなった。予選1回目、開始早々トップタイムを記録したのは、現在ランキング3位につけている畠山泰昌だった。しかし、アタック4周目の3コーナーでクラッシュ。左手首を骨折してしまい残念ながら決勝に出場できなくなってしまった。かわってトップに立ったのは、ここのところ安定した速さを身につけてきた稲垣誠。これをセッション最後のアタックで大崎誠之と宮崎敦の二人が上回り、予選1回目を終了する。

 予選2回目は、稲垣が1分55秒409をマークし、大崎の1回目のタイムを上回る。大崎は、決勝用のタイヤの確認をしながらの走行。タイムアタックのときにほかのライダーに引っかかりながらも唯一の54秒台をマーク。今シーズン6回目のポールポジションを獲得した。これに中冨伸一がチャンピオンの意地を見せ2番手に食い込む。さらに、嘉陽哲久、稲垣誠と続いた。第5戦もてぎのウイナーでもある青山博一は、セットアップにほとんどの時間を費やし、5番手となった。

 決勝は、ドライとなれば、大崎、中冨、青山を核にして、哲久、稲垣、宮崎、亀谷長純が絡む展開になるだろう。しかし、天候は下り坂。レインコンディションとなれば、読みにくい要素が数多く出てくる。果たして、20世紀最後のレースを制するのは誰だ!

[佐藤 寿宏]


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