●ライダーのコメント
総合1位 梁明(チームスズキ/GSV-R):
今日は午後になって路面温度も高くなってきたので、タイヤの選択やレース展開を考えていた。スーパーバイク勢もいい走りをしているから、とにかくスタートが重要だと思っていた。レース序盤は、フルタンクだとうまく走れる状態ではなかったので、バイクの状態を見ながら走っていた。その後は、バックマーカーを抜くのに気を使った。少し周遅れに絡むだけでも0.5秒は違うからね。2連勝できてうれしいよ。
総合2位 加賀山就臣(チームスズキ/GSV-R):
スタート直後の1コーナーでは、一瞬引いたところをスーパーバイク勢に入られてしまった。ただ、前も離れる気配がなかったので、そのまま様子を見ていた。後半は、梁さんとの一騎打ちになったけど、同じようなバイクの挙動をしていたので、なかなか仕掛けるところまで行けなかった。バックマーカーも多かったしね。
優勝(総合3位) 玉田誠(Team
CABIN HONDA/VTR1000SPW):
ボクだけじゃなく、みんなプロトタイプに勝とうと思っている。筑波は、そのチャンスが一番あるサーキットだったから頑張ったんだけど…。今年は出るレースは全部勝って、早く世界に行きたいですね。
2位(総合5位) 吉川和多留(YSPレーシング&プレスト/YZF-R7):
いろいろレース前にバイクを変更してきていたのに、金曜日は雨になってしまった。ドライコンディションで最初の走行になった予選1回目の感触は、けっこうよくて、バイクはまずまずの状態だった。後はスタートが課題だったのに、いつも通りにスタートをミスってしまった。タイヤは硬めでいって、後半追い上げようと思っていたけど、みんなペースが落ちなかったね。
3位(総合6位) 渡辺篤(チームスズキ/GSX-R750):
プロトタイプに絡みたくてスタートはすごく集中した。タイヤもソフトでいって、レース序盤にトップに立っておきたかった。だけど、タイヤのタレが想像以上に早かった。次は、プロトタイプに勝ちたい。最低でもスーパーバイクでトップは取りたいですね。
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